お古のiPhone5再活用!Qi充電ケースと充電器でApple Music垂れ流し専用端末に変身させるぞ
どうも、近々行われるらしいiPhone SEの発表が待ち遠しい私(@こふす)です。思い切って買い換えようと考えていますっ
さてさて、今は主役の座から遠のいた私の愛しきiPhone5ですが、家でちょっとした調べ物をする時や、アラーム、YouTubeを見る時などで意外とまだまだ使う時があります。
ただメイン機では無くなったのでガッツリ使うという事はまぁありません。2012年に発売されたiPhone5も今年で4年目になり、バッテリーのヘタリ具合もかなり進行しています。そんなわけでとにかく電池の持ちが悪く使える場所や用途も限られてきています。
バッテリー交換で復活させることも可能ではありますが、出来れば気軽に出来る方法でもう少し活用したい!ということで、今回はお古のiPhone5にQiケースを装着し、Qi充電に対応させて置くだけ充電が出来る環境を整えてみたいと思います。
Apple Musicを垂れ流し出来る端末への変身を目標に、iPhone5に対応した専用QiケースとQi対応ワイヤレス充電器をフルに活用してみましょう〜
まだまだ現役イケる!iPhone5をQi対応させてバッテリーヘタリを乗り越えてみよう
今回縁あってCHOETECHというメーカーさんからiPhone5対応のQiケースと、Qi端末の充電を行えるQiワイヤレス充電器のサンプル品を提供してもらいました。
というわけで届いたiPhone5対応のQiケースがこちら。海外からの発送で国際便だったこともあり2週間程かかりました。
【ケース編】まずはiPhone5をQi対応にさせよう!
内容物はかなりシンプル。こちらのQiケース、型番はIP4sWで、iPhone5とiPhone5Sに装着することが可能です。
裏面はこんな感じでかなりシンプル。裸族派の私としてはちょっと寂しい感じもします。
仕組みは至って簡単で、ケースの底にLightning端子が取り付けられていて、ケースをiPhone5に装着することでケースとLightning端子が繋がります。ケースの背面部分にQiのコイルが搭載されているわけですね。
ケース底面部分は意外と考えられている作りになっていて、
MicroUSB端子が搭載されているためQi充電以外でも充電することが出来ます。あとLightning端子ではなくてMicroUSB端子になっている点も嬉しいですよね。
ちなみに後で気付いたんですがこのMicroUSB端子は充電だけでなくデータ通信も可能になっています。ケースを装着した状態でPCと接続も可能なのでケースから取り出す必要がありません。
実際にケースを装着するとこんな感じ。縦のサイズが若干伸びて、横もちょっとだけ伸びます。まぁ普段XperiaZ3を手にしているのでサイズ感は問題無しなレベルです。
ケースとの段差はあまり無く、ホームボタンを押す時も違和感は感じないです。よく出来ていますね。
サイド側。成形時のバリが反射して白い線の様に見えていますが、光の具合で見えるだけなのでバリが手に当たって痛いとかは無いです。
カメラのレンズ部分も問題ありません。
サイドの音量ボタンなども普通に使えます。
ただイヤホン端子に関してはiPhone購入時に付いてくる取っ手が細長いイヤホン等じゃないと使えなくなるようです。これはちょいと残念かな。まぁ目標のApple Music垂れ流しに関してはBluetoothで接続すればいいか。
ケースを装着することでちょっとサイズアップしてiPhone5の絶妙なサイズ感が失われてしまいましたが、まぁ想定内かな。
【充電器編】Qi充電が出来る環境を作ろう!
Qi充電が出来る充電器を持っているとケースだけでQi充電環境が整いますが、私の場合Qi自体が初&Qi対応デバイスも持っていなかったので、充電器も必要でした。
こちらもCHOETECH製の汎用Qi充電器「T511」です。
「Happy?」
内容物はT511本体とMicroUSBケーブルと説明書類です。
説明書によるとどうやらきちんと充電するためには置き方も重要だそうです。取り敢えず充電器に対して真っ直ぐか、横に水平に置けばOKだそう。
T511はかなり小型のサイズで、Amazonのレビューでも小型のQi充電器を目的に購入した方も居るようです。iPhone5と比べても大分小さいです。
表面はゴムで覆われているので滑りにくくグリップが効いています。中央のアンテナの様なマークの部分は凸凹してます。
正面にはLEDのインジケーターがあります。厚みも結構薄いです。低価格なのに凄いなと思ったんですが、Qiっていわゆる電磁誘導なので構造自体はシンプルで厚みが薄い製品も多いようですね。
底面。ゴム足があります。
裏側にMicroUSB端子があります。Qiの充電器はACアダプタタイプと、MicroUSBタイプの2種類があるようで、T511はMicroUSBタイプです。個人的にはUSBタイプが使い勝手が良いのでこれは嬉しいです。
【充電編】実際にQi充電してみるぞ
というわけでMicroUSBをUSB充電器に繋いで取り敢えず準備完了です。
おすすめUSB充電器の記事Ankerキラー登場!2600円で手に入る6ポート10A/50Wで自動判別機能搭載USB充電器「700AC011」
試しに置いてみます。おぉ光った!
充電もしっかりされています。
[vine id=”idJqDObImwe”]
折角だから充電時間と温度の変化を調べてみる
一応きちんと充電が出来る事が分かったので、折角なのでどれくらいの時間で充電ができるのか?と、温度変化について調べてみます。というのもQi充電は発熱が凄いという話をよく聞くので、どれくらい発熱するのか充電前と、充電後で測ってみます。
測るに使用するのはサンワダイレクト製の非接触温度計「400-TST430」。
関連記事引き金を引くと温度が測れる非接触放射温度計は何かと便利で楽しい!
まずは充電器「T511」の表面温度を測ってみます。結果は26.8℃。ちなみに室温は23.8℃でした。
iPhone5に装着したQi対応のケースの裏面は27.0℃。
バッテリーは81%なので、100%になるまでの約20%分の充電でどれくらい時間がかかるのか?そして温度変化はどれくらいなのか?を測定してみます。
【測定結果】う~ん結構時間かかるし発熱もするみたい
というわけで100%まで充電完了しました。早速温度変化を調べてみましょう。
熱が逃げると困るので素早く測定。非接触温度計なら約1秒で測定できるのでかなり便利です。結果は34.0℃。( ´゚д゚`)アチャー
ケース裏面は29.2℃。
測定結果は以下のとおりです。
充電時間で見るとQi充電した時はLightning端子で充電した時よりも約1時間程時間が必要だったという結果になりました。今回の測定は1回きりで平均値を取ったわけでもないのでハッキリと断言できるわけではないですが、Lightning端子での充電に比べると時間がかかるのは明らかかと思います。(*今回試したiPhone5はバッテリーのヘタリもあるので一概には言えません)
あと発熱に関しても充電器側の表面は約7℃、ケース側は約2℃程温度が上昇しました。20%の充電でこれだけの発熱があるので、もしかすると100%フル充電すると充電器側では10℃以上の発熱もあるかもしれません。ただゲームとかしていても背面が熱くなることがあるiPhoneなので、発熱で本体が壊れるとか、致命傷を負うということはまぁ考えにくいかと。
ですが長時間置きっぱなしにするというのはちょっと怖いかなという印象です。一応過熱保護やラジエーター等も備えられているようで、同価格の他製品に比べると発熱はかなり少ないという評価が多いみたいです。まぁ使うデバイスや環境によっても発熱は変わるので使ってみないとなんとも言えないのかな?
一応私の環境では概ね良好でした。目標だったApple Music垂れ流し専用デバイスとしても活用できそうですね!あとちなみにケースを装着すると音が篭るので、音楽再生で使う場合はBluetoothとか使うのがおすすめです〜
というわけで見事iPhone5を再活用できました。皆さんもスマホなどあったらQi対応して活用の機会を作ってみてはいかがでしょうか!!