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思わず笑ってしまう物理的に震えるヘッドホン「スカルキャンディのクラッシャー」レビュー
さてさて、昨日eイヤホンの福耳袋の開封レビューを行いましたが、今回はその福耳袋に入っていたスカルキャンディのクラッシャー(Crusher)というヘッドホンをレビューしていきます。
事前に仕入れた情報によると世界初のサブウーファー内蔵の唯一無二のヘッドホンだとか。
とにかく震える!というレビューを沢山みますが、さてさていかがなもんなんでしょうか。
早速見ていきましょう。
追記:2017/03/21
なんかワイヤレス版も近々出るらしいです!どうしようかな〜買おうか迷うなぁぁ
名前からしてイカツイっていうね。スカルキャンディのクラッシャー
というわけでコチラがスカルキャンディのクラッシャーというヘッドホンです。
見事に私が苦手とする部類のヒョウ柄ですが、これは福耳袋を購入したものの運命でしょうな。カラー展開が複数あるようです。恐らくヒョウ柄(レオパード)は在庫処分かな。
開けていきますよ〜
説明書がお出迎えです。
おぉぉぉキタキタ
中身はこちら。では1個づつ見ていきましょう。
まずはスリーブ袋。物凄くツルツルしたちょいエロスを感じるような材質です笑
スカルキャンディのスカルマークが薄っすら見えますね。
付属品にはこちらが入っていました。
クラッシャーの特徴でもありますが、実はコードがオスオスなんですよね。ということは、そうです。取り外しができちゃうんですよね。断線もへっちゃらです。
プラグ持ち手にもスカルマークがありますね。流石ファッショナブルなオーディオメーカです。
ケーブル途中には押した回数で様々な事が出来るコントロールボタンが搭載されています。触った感じちょっとちゃっちい気がしますね。まぁあれば良い程度かと。
メインのクラッシャーヘッドホンです。流行りの折りたたみ式でここまでコンパクトに出来ます。
最初手にした時に思ったのが「意外と小さい」でした。iPhone5とくらべると全体の大きさが何となく分かるかと。この小さいボディーが出す震えるほどの低音とはどんなものなんでしょうか。((o(´∀`)o))ワクワクです。
近くで見てもやっぱりヒョウ柄は苦手ですな^^;まぁ自宅で使うから良いか。
カラバリ見てみましたが、ブラック一色とかは結構カッコイイですね。
スカルキャンディ
イヤーパッド部分はすっぽり耳が入るタイプ。よっぽど耳が大きくなければきちんと耳をホールドしてくれます。硬さは結構柔らかいかな。
この網網も恐らく震えるほどの低音を出すための秘密なのかもしれないですね。
勿論調整も可能です。
クラッシャーは世界初で唯一無二のサブウーファー内蔵なので、勿論電池が必要になります。電池を入れるためには左イヤパッドカバーを取り外す必要があります。
電池は単3一本でOK。付属品に含まれているので別途用意しなくても大丈夫です。
こんな感じで電池をセットすればOK。
左側にこの様にスライダーがあり、このスライダーを動かすことでサブウーファーの出力を変えることが出来ます。1番下にして完全にサブウーファーを切る事も出来ます。
ちなみにスイッチ等は無く、音楽を再生してスライダーが少しでも上に上げると自動で電源が入ります。そして使わない時は自動で電源が落ちます。ナイス!
説明書には電池の交換の仕方や詳しいスペックなどが表記されています。日本語版もきちんと内包されているのは有難いですね。
詳細スペックはこんな感じ。
ドライバー | デュアルドライバー内蔵方式 |
通常帯域ドライバー | REX40(スカルキャンディオリジナル) |
サブウーファードライバー | Sensation55(55kHz以下帯域専用&完全OFF可能) |
ヘッドホン形状 | 折りたたみ可 |
ケーブル長 | 1.2m(mic・コントロールボタン搭載デフォルトケーブル) |
プラグ形状 | ストレート(脱着可能) |
付属品 | スリーブポーチ / 単3電池(1本) / ケーブル |
インピーダンス | 32ohms |
音圧 | 102dB(1mw/500Hz) |
電池 | 単3電池1本。スイッチは自動入 |
電池寿命 | 平均約40時間 |
では早速クラッシャーの本気を見せてもらいましょう!!
ケーブル挿してと。
リッスン!
うぉぉぉぉぉぉぉ耳が耳がああ震えるぅぅぉぉ
凄い。
でもこれ伝わんないな(笑)
これどうやって伝えようか?
皆さんも何度か体験したことがあると思うんですが、どんなにかんばっても上手く伝えられない時に直面した時って思考がプチ停止しますよね。
完全に今私そうです。(どうしよっかな。どうやったら伝えられるのかがわからないな。)
ありのままに伝えるとこう
まず文章だけでは多分絶対に伝わらないはずですが一応ありのままに伝えます。一度体験すればこれから言うことに納得してもらえるかと思いますが、滅茶苦茶震えます。
震えにも色んな種類があると思うんですが、このクラッシャというヘッドホンは、ドライバーが放つ音波で震える空気感以外に物理的にヘッドホン自体が震えるんです。
どうでしょうか?これまでヘッドホンが「ボンッボンッボゥッボッ」と震えている様子を見たことがあるでしょうか。いや~これは始めて体験した瞬間に新しい世界を垣間見た気になってしまいます。
んで実際どのように震えるかというと、低音域に合わせて内蔵されているサブウーファーが筐体自身を震わせています。なので着用していると耳の付け根辺りがくすぐったい感じになるんですよね。気持ち良いような不快感のような(笑)
サブウーファーが好きでコンポシステム等を持っているという方ならある程度想像できるかと思いますが、低音とともに物理的に震えるため非常に気持ちのいいリスニングが出来ます。体全体で音を受け止めているみたいな。
もっと良い感じに捉えると生演奏などを聴いている状況に近いかもしれません。生演奏とかって純粋に音楽の音だけでなく色んな雑多音も含まれていて、例えばサブウーファーなどの音響機器が震える音なども耳に入るわけですが、クラッシャを付けているとそういう環境で恐らく聴けるだろうなという音がします。
向き不向きはある。でもウーファーOFFでも案外良い!
向き不向きでいうと確実に低音がバンバンなる様な音楽が向いています。ハウス系の音楽とか、低音系のテクノとかポップスも良いかも。ただクラッシャーの良いところはサブウーファーを調節できて、且つ完全に切る事もできるという点ですね。なのでクラシックとか聞く時でも利用できます。まぁ低音に合わせてサブウーファーの震えが生じるので、クラシックなど低音が少ない音楽では震えることは稀です。
実際に小一時間聞いてみた感想としては、クラッシャーの性能を出すためには音楽も選ぶ必要があるけれど、その前に利用者も選ぶかなという印象です。
私自身は低音大好きなので震えありのリスニングも心地よかったですが、この震えが邪魔と感じる方もいるかと思います。
低音も震えも好きな私でさえ一時間ぶっ続けで聞いていると時折震えで耳の付け根の筋肉が緊張し強張っているのが感じられました。なので人も選びますし、使う時はスライダーで調整が必須だなと思いました。
幸いスライダーは着用状態でも簡単に調整できるので、曲毎に丁度いい震えに出来ます。
完全に未体験のリスニング体験が出来たかなというのが感想ですね。そういう意味ではこのクラッシャーというヘッドホンは非常に面白くて、新しいと思いました。
良かった!出会えてよかったよ本当に。
私のように低音好きな方は体験しないとほんと勿体無いかもしれないですね。