アメリカ生まれの新生ブランドJayfiのアルミ筐体イヤホンJEB-101の音質や如何に!
2015年にアメリカで設立されたまだ若いブランドですが「より人間らしい製品をお客様へ」というミッションの元、主に音響機器のデザインと設計開発を行っているメーカーだそうです。
正直初めて聞いたメーカーなのでどんな製品なのか気になる所。
では早速開封と音質レビューをしてみたいと思います。
付属品はイヤホン本体と専用ポーチ、イヤーピースとクリップ、そしてウレタン製のイヤーピースも付属してきます。
スペック表
スペックはこんな感じ。(周波数帯域が20kHzまでなのが気になるかな)
型番 | JBE-101 |
装着タイプ | カナル型 |
プラグ直径 | 3.5mm プラグ形状:ストレートI型 コード さ:1.2mm |
周波帯数 | 20-20000Hz |
インピーダンス | 18Ω |
ドライバ-ユニット | 直径:9.2mm |
感度 | 118±3dB |
ぱっとみTITAN5に似たデザイン、というよりそっくりなのでデザイン的にはシンプルでスタイリッシュでTHEカナル型的な形状をしています。
4極プラグなので対応スマホであればボタンから操作することが出来ます。
(対応OSは商品ページで確認下さい)
9.2mmドライバーを搭載で低音をフューチャーした製品だそうです。個人的には低音大好きなのでこれは楽しみ。
筐体はアルミニウム製。公式に謳ってはいないので不要な振動をどれだけ抑えてくれるかは未知数ですが、耐久性や耐酸性などには強いよう。
音質チェック
では実際に音質チェックをしてみたいと思います。(思ったこと正直に言うので悪しからず)
- 高域 :
- 中域 :
- 低域 :
- バランス :
- 解像度 :
- 細部の表現力 :
- 空間の表現力 :
- デザイン :
- 総合評価:(26.5/40)
エイジング無しだとキツイ。。
未エイジングだと流石に聞くに堪えない音質で、バランスが取れておらず高域はキンキン音ですし、中域もこもっているし、低域は伸びも何も無い状態。
同価格帯かつ未エイジング時で本製品よりも整っているイヤホンはいくらでもあるので、ちょっと「(ノ∀`)アチャー」と思いました。
言ってしまうとポテンシャル的にはそこまで高レベルの製品ではないかなというのが正直なファーストインプレッション。
エイジング後は使い分け用で普通に使えそう
ただある程度エイジングしてみると本来の音が出てきたかな?という感じになります。今回は1週間程エイジングしてみました。
開封時に比べると全体的なモヤも取れてますし、どちらかというと中低域強めで、バランス派ではないけれど音楽さえ選べば問題ない感じにまで熟れてきたかなと思います。ですのでエイジングの有無で大分印象が変わるイヤホンかと。購入された方でイマイチ音が良くないなと感じた方は一度十分にエイジングしてみることをオススメします。
インピーダンスは18Ω。野太いけれどクセは少ないので好き嫌いはそこまで分かれないかと。私個人的にはそのままだと高域の伸びが足りないし、解像度も繊細さも足りていないので、チューニングありきで楽しむ用として使うかなと思います。
実際クラシック系や中低域フューチャーしたい時に使うと案外心地いい音を奏でてくれたりするので、使い分けで使うのも全然アリですね。
公式でも謳っていた「低音」については、全体的に中低域よりなのでそれなりに楽しめるかなと思う一方、中途半端感もあります。特別低域が強いか?と言われるとなんとも言えないので、重低音バンバン鳴らして楽しみたい!みたいな方は一度検討すると良いでしょう。ただかと言って低音が弱いのか?と言われるとそんな事も無いので悩みどころ。
本製品のレビュー記事は色々見てみるべきかも
本製品を同じくレビューされているサイトが幾つかあったので見てみましたが、皆べた褒めで終わっているので「ん?。俺がおかしいのかな?。それとも。。」と思ったり。
イヤホンはほんと人を選ぶのでこればかりは実際に聞いてみないとなんですが、個人的には超絶おすすめ!とまでは言いませんが、ぱっとみシンプルでお洒落ですし見た目での選択肢としてはアリかなと。TITAN5に似てますし。価格も安いですし。
ただもっと安くてオススメできるKZ ZS3とかもあったりするので、音質を求める方は色々吟味してみると良いでしょう。色々比べてみる時間も楽しいですからね!
総評としてはコスパ的にもよく出来ているイヤホンだと感じたので、低価格イヤホン好きな方は是非Jayfiの動きに注目しておきたいです。また1つ低価格帯で面白いイヤホンブランドが登場して楽しくなりそうな予感ですね。