【曲数&使用感チェック!】Spotifyの曲数どうよ?一足先に招待コード使って確かめるぞ!
先月2016年9月末にようやく日本へ上陸した音楽ストリーミングサービスの「Spotify(スポティファイ)」。2012年頃から日本でもサービス開始するのでは?とにわかに噂されていて、当時は無料で正統に音楽が聞けるということがかなり新鮮で「おぉぉぉ」と興奮したのを今でも覚えています。それから暫くして招待コードの申し込みなどもしましたね。
ただ実際に日本でローンチしたのはそれから約4年後の先日2016年9月末。ようやくという言葉がピッタリだなという印象なんですが、アメリカを初め外国では既に当たり前の様に利用されていてユーザー数も多く、その他の音楽ストリーミングサービスの中では比較的歴史の長い事でも知られています。
そんな中でのお尻の重いローンチだったという事もあって、半ば諦めていた部分もあり且つその他の有料サービスで既に満足している状況でもあった私。名前を聞くまですっかり忘れていましたが、ローンチから2日後に私のもとにいち早く招待コードが届いたのでこれはレビューしておかないと損だなということで、今回はSpotifyの曲数に迫ってみたいと思います。
Spotifyは珍しい招待制なので、使いたいけどまだ利用できないという方も多いはず。ずっと待っていたユーザー代表として実際に使った時に気になる曲数を見ていきたいと思います。
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Spotify自体は音楽ストリーミングサービスの中では老舗なので、ここではサービスの説明はよして、実際に招待コードが届いてからの使い方と、本題の曲数はどうなの?という所、そして最後に実際に使ってみて思った事を述べて終いにします。
まずですが、Spotifyは招待制なので招待コードの申請をしておく必要があります。まだの方は申請ページより申請しておくと良いでしょう。ちなみにどれぐらいで招待されるか分からないですので悪しからず。
私は数年前に申請しておいたので恐らく優先的に招待されたのかなと思います。招待コードはメールでこんな風に届きます。
招待コードのリンクボタンを押すとSpotifyのページに飛ぶので、ちょこちょこすると登録が完了できます。ちなみに現在(2016/10/03)だとFacebookアカウントで登録が出来ます。
Spotifyは様々なプラットフォームで聞くことが出来て、デフォルトでは専用のソフトを使って聞きます。MacであればMacOSX専用のソフト、iOSだとiOSアプリ、AndroidだとAndroidアプリという感じ。ただWEBでも聞くことは可能で、Flashさえ許可すれば使えます。
まぁ特に拘らなければ専用ソフトをインストールして使えばOK。普通にインストールしておきます。
ログインが求められるのでまずはログインしておきましょう。
こちらがSpotifyの画面になります。対抗する同様の音楽ストリーミングの中でも大分シンプルで洗練されているUIだなという印象。既に日本語化はされていて、言語で悩むことはありませんでした。
聞き方は説明不要。聞きたい曲を検索してMY MUSICに追加すればOK。プレイリスト等を共有することも出来ますし、曲の検索の仕方もジャンルや気分、チャートや新曲などと豊富です。
私が大好きな60年代を一世風靡したインストバンド「The Tornados」を検索した所のUI。アルバムジャケット画像が大きく表示され、その下に曲の項目が来るというUIになっています。MY MUSICへの追加は「保存」をクリックすればOK。クラウドで同期がされます。
画面下のプレイヤー操作部分には「歌詞」という項目があり、コレを押すと…
勿論歌詞が表示されます。コレに関しては最高ですね。他のサービスよりも格段に使いやすいです。
MY MUSIC等の表示は良くあるジャケットのUIです。普通に見やすいですね。
オプション等では音質を高音質に出来たりします。ちなみにプレミアムアカウントのみです。
Spotifyの魅力は無料で使うことが出来る点ですが、一応プレミアムアカウントも用意されていて、こんな感じでフリーアカウントとは差別がされています。
価格も対抗するサービスと同価格なので相性が良ければプレミアムアカウントに移行しても良いかなと。
音楽は洋楽傾向強し。でも最近のJPOPは押さえている模様
本題のSpotifyの曲数とその傾向は?について早速見ていきます。と言っても皆さん好きな音楽は異なると思うので、面倒抜きで私個人的に好きな曲やアーティストを調べて有り無しをスクショと一緒に載せていきます。
洋楽チェック編
まずは洋楽から。大好きなThe Bugglesの「The Age Of Plastic」はリマスター版がヒットしました。流石黒船でしょうか。洋楽に関してはスイスイヒットしますね。
ではちょいマイナーだけど好きな人はのめり込むJoe Meekの「I Hear a New World」ですが、こちらもヒットしました。流石です。これは個人的に嬉しいですね。
Spookey Rubenも大好きなんですがきちんとヒットしました。
最近ちょっと聞いたりするOMFGの「Hello」もヒットしました。Apple Musicだと少ないんですがSpotifyは豊富ですね。
ちょっと変わってPogoの「Kindred Shadow」等もヒットしました。マッシュアップ系の音楽が好きな方はSpotifyと相性が合いそうですね。
電子音楽を語るには外せないRaymond Scottもヒットします。おぉこれはリアルに嬉しいぞ。
Robin Clarkの「Teen Idol」もヒット!50年代・60年代が好きな私としては結構品揃えは良いかなという印象ですね。Spotifyやりますね。
The Checkmatesの「On a Slowboat to china」もヒットしました。
邦楽チェック編
日頃邦楽をあまり聞かないので流行は無視して好きな曲だけを検索していきます。
まずは声が好きな遊佐未森の「honoka」ですがきちんとヒットしました。2001年リリースです。
沖縄在住なら検索しないとダメでしょ!という事でりんけんバンド。勿論ヒットしました。2008年リリースですが、対抗する同サービスではあまりヒットしなかったのでちょいマイナーでも案外ヒットするようですね。今のところ好印象です。
もうちょいマイナーいきましょうか。小川美潮さんの「4 to 3」。見事ヒットしましたね。これ好きなので個人的に嬉しいです。邦楽に関してもジャンルによってはちょいマイナーでもヒットするようです。
RCサクセションもヒットします。まぁココらへんは当たり前かな。
中考介の「夏夕空」もヒットしました。夏目友人帳のこの曲良いよね〜
「絶対あるでしょ」と思っていた大滝詠一はヒットすらしませんでした。これは残念に100票ですね。(´ε`;)ウーン…
原田知世の「時をかける少女」これもベタに好きですがヒットして良かったです。
GONTITIもヒット。
現在iTunesでもトップソング1位のRADWIMPSの前前前世はヒットしませんでした。邦楽の新曲には弱いかな。
ボーカロイド系もちょこっとならあります。検索次第ではもっとあるかも。
大好きな南壽あさ子は一曲もヒットせず。う~ん悲しー
中山うりはちょっとだけヒットしました。邦楽はこれからですねSpotify。
Spotifyは基本再生デバイスは1つのみ!スマホでの再生の仕方
スマホでSpotifyを聞きたいという方も多いでしょう。それぞれのOSに合ったアプリをインストールしてログインすることで普通に聞くことが出来ます。
アプリのUIはこんな感じ(2016/10/03時点)。中々スタイリッシュでシンプルにまとめられているなという印象ですね。
アルバム一覧の様子。
普通に各曲項目をタップすれば再生できます。ただここで知っておく必要があるのがSpotifyは再生できるデバイスの台数を1つのみとしている点です。簡単に言えば、音楽を再生出来るデバイスは1つだけという事で、同時に複数のデバイスでSpotifyの音楽を再生させることは出来ません。これは現状無料有料に関係ないようです。
例えばPCで再生していて、スマホで再生したいなら再生画面から切り替えが必要です。ただ切替時のロスは少なく、案外スムーズに切り替えが出来ます。複数のデバイスでログインが出来るため、PCで再生していてスマホで次の曲にしたり、また別のアルバムを選ぶなんていう「リモコン代わり」が出来るのも面白い仕組み。勿論PCからスマホを操作することも出来ます。
iPhone等のiOSだとロック画面に表示させることも出来て、デフォルトの音楽.appの代替にも出来そうな仕上がりです。
無料でも十分楽しめるSpotify。今後、対抗サービスのシェア数が変わりそうな魅力大
無料で使える代わりにソフトの画面下に広告が貼られていたり、また途中で15秒程ラジオの様な広告が入る事もありますが、洗練されたUIでネイティブ広告の様な見た目ですし、何より現代人であれば無料の代わりの広告が載ること自体はそこまで抵抗感は無いと思います。垂れ流しで使う場合でも、普通に好きな音楽を聞く場合でも全く問題ない品質かなと思いました。
無料でここまで音楽を正統に楽しむことが出来るのであれば、十分だろと感じました。まだ日本へ参入して数日ですのでこれから邦楽の曲数も増えてくるでしょうし、日本向けのサービスや連携も充実してくると思います。現段階でも十分とはいえないですがある程度邦楽もヒットするので、豊富な洋楽を楽しみつつ曲数の充実化をゆっくり待って使うのも良いかなと。
ただ、現状Spotify1つで音楽ストリーミング生活を送りたい!と言うのはおすすめできません。「洋楽しか聞かないよ」という方でもやっぱり物足りなさは若干あります。「邦楽をよく聞くよ」という方は現状の曲数だとつまらないでしょう。Spotifyはこれから日本色に染まっていくスタートラインに立っただけです。併用使用前提での部分がまだ多く、Apple MusicやGoogle Play Music等と一緒に使うとより利用価値も見えてくるでしょう。単体で多くのユーザーが満足できる様になるのはもう少し先だと感じました。
ただ無料で使えるというポテンシャルは大分魅力的なので、今後どう曲数を増やし日本向けに充実させていくかがポイントになってきそうです。今後が楽しみ!そんな感じでした。