【重量なんと13g】QY8をスリム化した正統進化版BluetoothイヤホンQ15の音質や如何に!?
以前QY8というSoundPEATSのBluetoothイヤホンをレビューしたことがありますが、そのQY8の正統進化版に当たるQ15のサンプル品が届きましたのでレビューしていきたいと思います。
低価格なのに案外音良い!SoundPEATSのBluetoothイヤホン「QY8」レビュー
QY8を27%以上ものスリム化に成功し、またAPT-Xコーデックに対応したモデルとのことです。価格にして約3000円のBluetoothイヤホンは一体どんな音を奏でてくれるのでしょうか!
早速レビューしていきます。
QY8の正統進化版に間違いなし!スリムボディーで付け心地に大注目
というわけで我が家に届いたQ15。これまでも沢山のSoundPEATS製のBluetoothイヤホンをレビューしてきましたが、「Q+数字」だけのシリーズは恐らく初めてだと思います。
パッケージもちょっとだけ高級志向に変わっていますね。Amazonでの評価もまずまずなのでブランド化に力を入れているタイミングですかね。今やBluetoothイヤホン業界は海外メーカーがアゲアゲなので活気づいていて良いですね〜(本当は国内メーカーもBluetoothイヤホン分野で頑張って欲しいんですけど)
中身はこれまで通りですね。ハードポーチが入っていてその中に全て入っているというパターンです。
内容物はQ15本体、イヤーピース関連、USBケーブル、そしてハードポーチですね。では1個づつ見ていきましょう。
イヤーピースは全4サイズ、イヤーフックは2サイズ。コード長調整用パーツとコードクリップが付属してきます。ココらへんはもうスタンダードな付属品になってきましたよね。
USBケーブルはきしめんタイプ。コード長は15cm程度。
そしてこちらがQ15本体。角みたいのがイヤーフックで、最初から装着されています。
初期のSoundPEATSのBluetoothイヤホンを知っているだけに良くぞここまでスリム小型化したね!と驚きましたね。このサイズになると私が愛用しているSudioのVASA BLÅと似たサイズですよ。3000円台では正直かなり頑張っているのではないでしょうか。
カナル型でデフォルトで装着されているイヤーピースはダブルフランジタイプでした。
コントローラーがありますが、恐らくここにバッテリーが内蔵されているのかな?と思います。もしくはイヤホン本体部分にある可能性もありますね。
1万円以上のBluetoothイヤホンでよく見る様な非常にスッキリした構造です。低価格Bluetoothイヤホンも進化したものですね。
充電はコントローラーにあるUSB端子に接続して行います。
重量は実測値13g(公称値:12.7g)と結構軽めです。私が愛用しているSudio VASA BLÅが14gなので1g軽い事になります。14gでも全く重さは感じないレベルなので重量で困るということはまず無いと思いますね。
スペック表です。
Bluetoothバージョン | 4.1 |
Bluetooth対応プロファイル | HFP 1.6 , HSP 1.2 , AVRCP 1.4 , A2DP 1.2 |
コーデック | APT-X |
チップセット | CSR8645 |
ノイズリダクション | CVC 6.0 |
最長接続距離 | 10m |
スタンバイ時間 | 155時間 |
連続再生時間 | 5時間 |
通話時間 | 2時間 |
サイズ | 36mm×30mm×45mm |
重量 | 12.7g |
ペアリングはBluetooth4.1なので超絶簡単です。コントローラー部分のLEDインジケータが光れば何時でもペアリング可能。
Q15の音はどんな音!?
毎回恒例の音質チェックタイムです。毎度ながらエイジング無しでの評価ですのであしからず。
正直に私が感じたQ15の音質評価がこちらになります。(*個人差ありますのでこの評価が万人に当てはまるとは限りません。)
全体的にこもった音が特徴で、解像度が足りない印象。低域はある程度出ているけれど高域になるにつれて弱くなるため全体が低音でかき消されてしまっている感じがあります。
ノリノリの低音が強い音楽であればそれなりに楽しめるかもしれませんが、高域も楽しみたい音楽とは相性は合わないと思いました。解像度不足でモヤモヤ感が気になる方も居ると思います。トータルでは音質は価格並というのがピッタリな評価かな。うん。
ただこの価格でスリムでコード一体型のバッテリーとコントローラーを搭載しているのは素晴らしいですね。SudioのVASA BLÅとも遜色ない重量なので気軽に装着できるBluetoothイヤホンを探している人にとってはピッタリだと思います。
コードがきしめん型だともっと良かったかも
Q15の残念な部分の1つはコードが丸型で形が付けづらい点ですね。きしめん型だと扱いやすくて装着していてもコードが首にフィットしてくれるんですが、丸型だと形が既に付いてしまっているので成形する必要があります。一応コード長調整用パーツが付属してくるのでこれでピッタリの長さにしちゃえば良いんですが、ちょっと残念。USBのコードをきしめん型にするならイヤホンのコードもして欲しかったかな。
Q15どうよ!?オススメ出来るの?
決して音質を求めるためのBluetoothイヤホンではないけれど、普通に音楽が聴ければ問題ない(ジョギングとか)という方に是非手にとって欲しい製品かと思います。逆に音質もそれなりに求めるよという方は別製品を探してみるほうが良いはず。Q15よりも良い音質のSoundPEATS製品は意外とあります。
参考までに過去に音質評価したSoundPEATS製品のページも載せておきます。もし興味がありましたら見てみて下さい。
Q9A(製品レビュー)
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Q800(製品レビュー)
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QY8(製品レビュー)
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QY9(製品レビュー&Q9Aの音質評価、Q800の音質評価、QY8の音質評価、QY9の音質評価あり)
iPhone7でイヤホンジャック無くても問題無し!格安Bluetoothイヤホンの最高峰到来「SoundPEATS-QY9」
ジョギング中に軽く音楽を流しておきたい用としてBluetoothイヤホンを探している!という方等、割りきった使い方が出来るならこのQ15という製品力を発揮してくれるのではないかなと思います。価格も3000円台と安いので万が一失敗したとしても痛手は少ないはず。