スゥエーデン発音響ブランドSudioの最上位モデル「VASA」の音は如何に!!
以前スゥエーデン発の音響ブランドから発売されたスタイリッシュなBluetoothイヤホン「VASA BLÅ」をレビューしまして、かなり褒めちぎった記憶がありますが今回は、そのSudioで発売されている最上位モデル「VASA」をレビューしていきます。
Bluetooth式の「VASA BLÅ」を毎日の様に使っていてBluetoothイヤホンの中ではかなり素晴らしいと思っているだけに、今回はかなりウキウキワクワクしております。
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さてSudioの最上位モデルのVASAは一体どんな音を奏でてくれるのでしょうか!早速見ていきましょう〜
10.2 mmドライバー搭載!ナチュラル低音が特徴のVASAレビュー
ありがたいことにサンプル品が到着しましたのは、Sudioブランドの最上位モデル「VASA」。Sudioからは幾つかのイヤホンが販売されていますが、その中でもプレミアムモデルに位置するのがVASAです。
16世紀のスウェーデン国王、グスタフ・ヴァーサにちなんで名付けられたそうで、読み方はヴァーサ。
Sudio製品のパッケージはとにかく完成度が高く、価格の割には高級感もあります。これはプレゼント等で貰うと絶対に嬉しいですね。
以前レビューしたVASA BLÅと同じく2つの箱が登場。
ちなみにVASA BLÅのBluetooth式イヤホンはこんな感じ。リアルに毎日使っていて、バッテリーの持ちと良いBluetooth式の中ではまずまずの音質、そして何より小型でスリムな筐体が滅茶苦茶気に入っています。
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手のひらに乗るぐらいのサイズ。とにかくストレス無く装着出来るためSudioと言えば「良い」そんなイメージしかありません。さてさてコード式のVASAはどんなものなんでしょうか!
小さめの箱にはイヤホン本体が入っています。
大きめの箱には各種アクセサリーが入っていました。
ではまずはアクセサリーから見ていきましょう。こちらは専用の革ケース。今回紹介するVASAの価格は公式ショップで¥10900円と音に拘らない方からするとそれなりの価格。まぁ音響好きの方からするとリーズナブルな価格なんですが、革ケースを初めアクセサリー類は価格の割に完成度が高いのが特徴。
まさか本皮では無いでしょうが、革特有の匂いも薄っすらと。こうして見るとカッコイイですよね。
説明書とQuickStartと保証カード。
シリアルナンバーも記載されている所から見ても、Sudioのやる気が垣間見えますよね。
イヤーピース4サイズに、コードークリップが付いてきます。ちなみに今回のVASA本体カラバリはローズゴールドブラックなんですが、その他にローズゴールドホワイトやブルー、ピンクなどから選べます。コードクリップの色はカラバリに関係なく共通っぽいですね。
VASA本体がこちら。ローズゴールドブラックなんですが上手い具合にローズゴールド色が映えますね。
コードは最近よく見るようになったきしめん型。
イヤホン自体はカナル型です。
VASAはスマホ用のイヤホンで購入する時にAndroid用とiOS用から選ぶことができ、コントローラーで制御することが出来ます。コントローラー自体は最近のイヤホンなら搭載されている事も多いですが、このシンプルなデザインは流石ですね。美しいです。
分岐部分はこんな感じ。ちょっと大きめですね。
コード長は実測値で128cm(イヤホン突起含む)。全体的に長めで、私的にはこんなに長くなくても良いかなという印象です。
ジャックは特徴的な形状。L型プラグです。
大きめなので不格好かなと思ったんですが実際に挿しこんでみるとまぁ普通ですね。個人的には後付も選べるストレート型が良かったかな。
イヤホンを拡大してみると製造時の汚れらしき物が付着していました。おっとSudioらしくないぞ!!(まぁまぁそんな時もあるさ)
パーツクリーナー等で優しく拭きとってあげれば綺麗に取れます。もし付着している場合はパーツクリーナー、あるいは食器用洗剤等で拭き取ってあげて下さい。
さてイヤホンを拡大したのがこちら。まぁ美しいですね。
色んなイヤホンを見てきましたが個人的にはデザインは上位に入ります。スタイリッシュでこのローズゴールド色が凄く似合いますね。
いや~美しい。
男女問わず服装問わず身に付けることが出来るデザインです。
スペックと仕様はこんな感じ。
形状 | 10,2 mm口径 ダイナミックスピーカー |
出力音圧レベル: | 113 dB SPL @ 1 kHz |
インピーダンス | 32 Ω @ 1kHz |
再生周波数帯域 | 18 Hz – 23 kHz |
ハウジング | 複合素材・アルミニウム |
仕上げ | ハイポリッシュメタルパーツ |
形式 | カナル型 |
重量 | 22 グラム |
インピーダンスは32Ωです。
いざ実聞き!VASAの音はどんな音?
まぁ恒例の記述ですが十分なエイジング等は行っていない工場出荷状態での音質評価になりますのでご注意下さい。では早速聞いてみましょう。
まず装着感はちょっと残念。ただこれは完全にイヤーピースが原因なので良いものに変えれば簡単に改善できます。
個体差があると思いますが、左右レベルがほんの僅かに右にズレていますね。気づく人は気づくかなというレベルなのでまぁ気にする事は無いと思いますが、ちょっと違和感があります。流している内に解消されていましたのでただのずれだったようです。
あと解像度が追いついていないのかなと思ってしまうような音の鳴り方が聞こえる時があります。中低域を得意とするイヤホンなんですが、高域がもう少し持ってこれたらもっと音が立って良かったかなと思います。
相性のある音楽は低域がボンボン鳴るような洋楽とか、弦楽器がメインのクラシック、アルトサックス系の中低域強めの音楽が個人的には相性いいなと感じました。オールマイティーに使えるけど、これら音楽を流すとより楽しめますね。
音そのものはキリッキリ系ではなく、マイルド系でラフにリスニングをしたい時に最適な音の質です。中低域が強めなのでボーカルが目立つような音楽も楽しめると思います。Jpopとか好きな方なら良いかもしれないですね。ノリノリで音楽を楽しみたい!そんな時にピッタリのイヤホンです。
ただ価格的な事を考えるとBluetooth式のVASA BLÅよりは感動が少なめです。これ正直な感想になります。
SudioのVASAどうよ
Sudioブランドでそれなりに仕上げられているので気軽に楽しむことが出来るイヤホンとしてはオススメできます。音質は中低域が強めで、全体的にはマイルドな音が出ます。オールマイティーに使えますし、外出中に使うラフなイヤホンとしても相性は良いのかなと思います。あとパッケージの作りこみも良いのでプレゼントとしても相性は良いですね。
ただ高い音質を求めて購入という方には大振りでオススメしづらいなと感じる部分もあります。何故ならVASAよりもVASA BLÅの方が音を聞いた時のインパクトが大きいからです。正直Bluetooth式でアレだけの音と使いやすさを体感してしまうとVASAの魅力が薄れてしまうのも無理は無いのかなとも思いましたね。
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ただこれはあくまでVASA BLÅとVASAでの比較なので、それぞれのイヤホンとして見た時は勿論両方共良い特徴を持っています。
さてSudioのVASAをレビューしてみましたが、いかがだったでしょうか!それなりに音楽を楽しめるイヤホンとしては良いのではないのかなと思います。また途中何度も出てきたBluetooth式のVASA BLÅはやっぱり私イチオシのBluetoothイヤホンでしたね(現時点でのリーズナブル価格では間違いないね!)
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