太陽がある限り電源確保!EC TECHNOLOGYのUSB出力ソーラーチャージャー
ある意味無限とも言えるエネルギー源と言えば太陽です。勿論いつかは消滅するでしょうが、私達人間のタイムスパンの中で考えればほぼ無限のエネルギ源と思っても過言では無いはず。
そんな太陽を用いた発電仕組みと言えばソーラーパネルがまず思いつくでしょう。今では様々な分野でソーラーパネルが用いられていますが、2016年ともなると一般ユーザーでも気軽に買える価格でソーラーパネル付きUSB充電器が売っているんですよね。
その価格なんと5000円台!
というわけで今回はEC TECHNOLOGYから発売されている18W Solar Chargerのサンプル品をレビューしてみたいと思います。持っていれば何時でも何処でも太陽さえあれば電源確保が出来ちゃいます!
即電源確保!スマホのバッテリー切れも太陽さえあれば心配なし
今回は縁あってEC TECHNOLOGY様よりAmazonで同社より発売されている18W Solar Chargerのサンプル品を提供してもらいましたので、思う存分使ってみたいと思います。
実を言うとこの手のガジェット(ソーラーパネルを用いた)は初レビューでして、結構ワクワクしています。
数年前まではソーラーパネルと言えば期待の発電方法としてフューチャーされていましたが、効率的にまだ課題があるとよく言われていましたよね。
そのソーラーが2016年ともなるとガジェットとして搭載しするレベルにまで進化している分けなので、個人的には非常に興味深いレビューです。
内容物はソーラーチャージャー1点のみ。説明書は日本語でも記載されているので直ぐ使えます。
じっくりチェック!
はい、コチラがソーラーチャージャー本体です。全体的に布製で覆われているのがまず見た目的な特徴ですね。
厚さは時計3個分ぐらいですかね。小ささが求められる製品では無いと思うんですが、一応手に取ると結構薄くてこじんまりしています。
前面を開くと
三段式に展開することが出来ます。内側にソーラーパネルが埋め込まれているという仕様ですね。
ソーラーパネルは3枚あって、思っている以上に大きいサイズのパネルが使われています。本体のサイズは公称で、未展開時が(260×170×13mm)で展開すると(670×260×5mm)。ちなみに重量は431gです。
分かりやすく比べるなら未展開時が丁度B5サイズのルーズリーフぐらいのサイズになります。このサイズ感ならバッグに入れて持ち運べますね。
当たり前ですがソーラーパネルはむき出しではなくて、アクリルフィルム的なものでコーティングされています。汚れても拭き取れるので発電効率に大きく影響しづらい仕様になっています。
実際の使い方
使い方は非常に簡単。展開すると1番右側だけがソーラーパネルではない部分があり、
そこがポケットになっています。
中からケーブルが出てきましたが、要はこのポケットに充電したいUSB製品(スマホとか)を収納して太陽の熱から守りつつ充電をするという流れになります。
充電ポートはポッケに取り付けられていて、ソーラーパネルが発電すれば直結して電気を出力します。特にスイッチ等はありません。
パネルを開け閉めするとLEDインジケータが連動して点灯消灯するのが分かります。
まずは部屋の中で試してみます。6月下旬ですが沖縄は梅雨明けしたのでこんな感じに青空と雲が広がっています。
窓辺に設置してと。
USBケーブルを挿してと。
iPhone SEが充電出来ましたね。写真の通りそこまで太陽の日が当たっているわけではないんですが、普通に充電が可能です。ただ雲が太陽を遮ったりすると、電気の出力が不安定になり充電も途切れ途切れになります。(iPhoneあdとポ~ンという音が連続で鳴ります笑)
丁度いいタイミングで雲が出てきましたね。というわけでスマホの充電よりも電圧が必要な扇風機を接続してみました。
見事に動きませんでした。雲で太陽こそ隠れているんですが、LEDインジケータを見ても分かる通り一応発電はされています。ただ扇風機までは動かしきれないようですね。
ただ太陽の光が強くなると勿論動き出します。結構アナログチックで、雲で遮られていても場所を変えたり、また角度を変えたりすると発電されたりします。うまーい調整が大切ですね。
折角なので電圧電流チェッカーを使ってどれ位電圧と電流が流れているのか見てみました。ちなみに使用しているチェッカーはRT-USBVA3HVという製品です。
関連レビュー電圧と電流を同時確認出来る!ルートアールのUSBチェッカーRT-USBVA3HV
綺麗に太陽が顔を出して日が当たっている状況で素早く測ってみました。
扇風機だと5.14vと0.42A。
iPhone SEだと4.84vと0.9Aでした。電圧はいいとして、電流が1A近く流れているのは関心ですね。ちなみに出力は5v/2.4Aまで対応しているとのこと。室外だともっと良い環境で発電できそうです。
折角なので外で実際に使ってみる
というわけで近くの公園へバッグパックとソーラーチャージャーを持って行きました。かなり太陽の日差しが強い時間帯です。
バッグから取り出して実際に充電できるまでにかかった時間は約1分。段々式で展開出来るのでバックから取り出して直ぐにソーラーパネルを太陽に向けることが出来ます。
まぁ実際にソーラーチャージャーを使う時って恐らくモバイルバッテリーを充電するのかなと思ったので、手持ちのモバイルバッテリーを接続してみました。2台接続しても余裕で充電出来ました。
ただ実際に外でやってみて思ったのが、思いの外太陽の日差しが強くて、ものの数分で充電中の製品を保護するためのポッケの中が熱々になっていて心配になった点です。恐らくこの状況で1時間も放っておけば、充電の熱と太陽の熱で恐ろしいことになりそうなので、リアルに使う時は長いケーブルを使って、充電中の製品はバッグの奥深く等に入れておいたほうが良いなと思いました。
バッグで角度を付けたり、あと段々式なので三角状に立てれば太陽の向きが変わっても十分充電は可能でした。アウトドアなどでで相性が良さそうな作りですね。
ちなみソーラーチャージャーの四隅にはリングが付いていて、カラビナ等を通すことが出来たりします。
上手くバッグにぶら下げることが出来ればサイクリング等で充電しながら走行が出来そうですね。これ結構画期的じゃないかな〜と思っていたら製品ページに実際にバッグに取り付けて使用している画像がありました。バッグさえ対応できれば意外と使えそう!
どうよソーラーチャージャーって!?
実際外でも部屋の中でも使ってみましたが、ソーラーチャージャー結構使えるなという印象です。勿論今回はEC TECHNOLOGY社の製品しか使っていないので他社製品がどうか分からないですが、普通にUSB電源の確保が出来たのは嬉しかったですね。
価格が5000円台(記事執筆段階ではギリ4000円台)で買える製品としては作りもしっかりしていたし、普通に使えたのでこういう系のガジェットが好きな方にはグッと来そうですね!
気になった方は是非チェックしてみては〜