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オペアンプをMUSES02換装でTU-HP01の解像度がレベルUP!初心者も中級者も満足の音に〜

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ゴンチチの放課後の教室を聞いた途端思わず鳥肌と涙がこぼれていました私(@こふす)です。
いやもう凄いよTU-HP01とMUSES02とのコラボ。

関連記事男ならやっぱ真空管アンプでしょっ!中でも手が出しやすい真空管ポタアンTU-HP01は中々良いよ

ここまで変わるか!?と驚いたほどに音が劇的に変わりました。実売価格が3400円とそこら辺のオペアンプとは比べ物にならない程高価なMUSES02ですが、本当に買ってよかったです。

というわけで今回はMUSES02を購入して実際に換装するまでの流れと一緒に見ていきたいと思います。

 

 

TU-HP01のオペアンプ換装はMUSES02に決まり!購入から取付まで〜

先日レビューしたTU-HP01という真空管搭載のポータブルアンプですが、真空管の音が聞けるという特徴だけでなく、オペアンプが搭載されていて簡単に交換することが出来るという大きな特徴を持っています。

様々な方々が色んなオペアンプでTU-HP01をレビューした中でも比較的評価が高いオペアンプがMUSES02という型番。MUSESと言えばJRCから出ている音響特化されたオペアンプで、MUSES01なども有名ですが、TU-HP01の場合電圧の関係上デフォルトだとMUSES02しか換装できないようです。

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MUSES02はTU-HP01での使用が推奨されているオペアンプ一覧にもあり、換装自体はただ単に入れ替えるだけでOK。TU-HP01のユーザーのレビューの中には、非推奨だけど物凄く評価の高いオペアンプを取り付けることも出来るようでしたが、あくまでも手軽に試してみたかったので今回はMUSES02を注文してみました。

MUSES02は秋月電子で3400円で買えるよ

注文は電子部品と言えば定番の秋月電子さんで行いました。他でも買えるのか分からないですが、MUSES02は高級オペアンプに分類されるようで、人気が高いため偽物も多いんだとか。購入する際は信頼できるショップで購入するのがいいかも。

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秋月電子通商 – MUSES02

送料込みだと約4000円程かかります。オペアンプなんて数百円で購入できるものも多いので金額だけで見ると相当コストが掛かる気がしますが、まぁ良い音を聞く環境を整えるなら安いものです。

3日で沖縄県まで届くよ

注文から3日で私の住む沖縄県まで届きました。なので本土の方なら2日程度で手に入れることができそうです。いや~今更ですが便利ですよね、ネットショップは。

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改めて3400円の値段を見るとワクワクとウキウキとソワソワが止まりません。どうか良い音でありますように。

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コチラがMUSES02。

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取り付けるのはレビュー後からずっと使っているTU-HP01。

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TU-HP01にはデフォルトでMUSES8820というオペアンプが乗っていましたが、同梱されていたOPA2604に換装して使っていました。というわけで今回はOPA2604からMUSES02へ換装していきます。

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専用道具があると換装しやすいよ

これまでオペアンプやICの交換などはマイナスドライバー一本で「ヨイショ」とやっていましたが、流石に3400円のオペアンプの足を折ってお釈迦にするのはざんないので、専用の引き抜き工具も購入しておきました。

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8PK-610という型番の引き抜き工具をチョイス。引き抜き工具は色んな種類あり、使い方も色々あるので自分の作業に合ったものを購入すると良いです。オペアンプの換装以外でも使えるものも多いです。

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引き抜き工具の形状はこんな感じ。見た感じコンパスのような奴です。

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先端にフックが付いていて、

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ギュッと握ることでフックが引っ込む仕組みです。フックでオペアンプの底面を引っ掛けて、台座から取り出しやすくしてくれるわけですね。

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換装するよ〜

初めてやる時はちょっとコツが必要ですが、そんなに難しいものではありません。コツとしては引っ掛けたら真っ直ぐゆっくり真上に引き抜く感じです。

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ヨシッ!足も曲がらず引き抜くことが出来ました。

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後はMUSES02を台座に差し込めばOK。

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ただ新品のIC類はこんな風に足が開いているので整えて上げる必要があります。めちゃくちゃ綺麗に足を揃えたいという方は、IC用の治具工具を購入すると幸せになれます。

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私はケチって何度も購入機会を無くしているので今回も自力で整えました。まぁ面倒なだけで難しくないんですけどね。

というわけで換装完了!これでTU-HP01が更にパワーアップしましたね。

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MUSES02やべぇ。買ってよかったね。うん(納得)

早速MUSES02に換装したTU-HP01で数時間ほど試し聞きしてみましたが、まぁ違いますね。

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デフォルトで乗っていたMUSES8820からOPA2604に換装した時も大分音の違いが体感できましたが、今回も体感できるレベルで音の違いが感じられました。

デフォルトからの換装男ならやっぱ真空管アンプでしょっ!中でも手が出しやすい真空管ポタアンTU-HP01は中々良いよ

まず皆口揃えて評価していた音の解像度がかなり上がりました。透き通るような音の響きは勿論のこと、ただ単に乾いた音ではなく、所々湿った太い音もしっかり出ているし、弦楽器の震えを捉えて離さずしっかりと出してくれています。

低域に関しても程よく出してくれて決して強すぎるというわけではない絶妙なバランス。高域と中域、そして低域が上手く合わさった時に奏でるハモリが非常に心地よかったです。

OPA2604の時と比べると上品さがプラスされて、若干落ち着いた音ですかね。元気がないとかではなくて、出すとこは出して無駄にはしゃぐような音ではない感じ。全体的な印象としては非常に聴きやすくて、良い意味で癖がなくてマイルドでした。

 

MUSES02に換装したことでTU-HP01の魅力が更に出て、真空管の良さを実際に聞きながら体験出来た気がします。価格は3400円と安いオペアンプではありませんが、TU-HP01を持っているなら一度はMUSES02に換装してみるのも良いですね。今年のベストバイにランクインしても良いレベルで納得の買い物でした。

 

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