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【木製イヤホンデビュー】超低価格で手に入るBH1101「Aries」で木の響きを感じようぞ

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木製イヤホンと言えばイヤホン好きが一度は憧れる原音探究心を満たしてくれる木を使ったイヤホンです。

製品それぞれで木を使う要素が異なり、振動板に木の膜を使った製品もあれば、ハウジングに木を使ったり、筐体全体を木で覆った製品もあります。

そんな木製イヤホンは通常のイヤホンに比べて素材や組み立て工程にコストが掛かり、大抵が数万円という価格が相場ですが、実は先日イヤホンブランドとしては無名に近いInateckというガジェットメーカーが超低価格で新商品の販売を開始しました。

InateckはPCやスマホなどのガジェット関係や周辺機器を扱うドイツのメーカーで、私のサイトでも幾つももの製品をレビューしてきましたが、正直今回新たに開発された木製イヤホンのBH1101(Aries)はかなりの仕上がりで私も興奮しました。

というわけで早速サンプル品のレビューをしてみます。

前々から興味があるが価格が高くてチャレンジできなかったという方は、一度チェックしてみてください!

 

 

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Inateck発!木製筐体イヤホンBH1101(Aries)レビュー

というわけでやってきたのがBH1101。Inateckから待望の木の素材を筐体に使った超低価格イヤホンです。凝ったパケから既にInateckの意気込みが感じられます。

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バリバリと開けるタイプです。いちいち芸が細かいですね。Inateckらしいです。

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今回のBH1101は価格にして約2700円(記事執筆時)で購入できる所謂ライトユーザー向けの価格設定になっていますが、このように専用ポーチまで付属してきます。

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中身は専用ポーチとマニュアル(日本語記載あり)のみ。

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ポーチもなかなか良い作りで、あればいいだろな作りでは一切ない印象。ロゴ入りでかっこいいです。

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BH1101本体はポーチの中に入っています。

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ポーチの中にはBH1101本体、イヤークリップやイヤーピース、そして謎の端子が付いたモノが入っています。

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謎の端子付きのモノをアップで見た様子。端子を見る限りモノラル2極端子のようですが、その端子がまさかの2本並んでいます。しかも横にはメス端子。うーん何だこれは!?

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早速説明書を見てみましたが、流石Inateckと思いましたね。これ飛行機の座席などに付いているオーディオ端子をステレオに変換するためのDual-Monoアダプターだそうです。こんなアダプターあるんですね。初知りです。

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イヤークリップとイヤーピース(S / M /L)が付属していきます。イヤークリップの付属は地味に嬉しい。

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BH1101本体はジップロック風袋に入っています。こんなに詰め込まれているとコードが形を覚えちゃってグチャグチャになりそうですが、実はBH1101のケーブルは22コア0.04OFC+200D無酸素銅線PUアルミ箔ケーブルが使われていて、絡みにくい特徴も持っています。

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フォぉォォキマしたね。これがInateck渾身のBH1101、またの名Ariesです。

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0.04OFC+200D無酸素銅線アルミ箔ケーブルが特徴的ですよね。ケーブル長は1.3m。

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詳細スペック

ドライバーユニット 9.2mm 6uスリム型ダイナミック
インピーダンス 40Ω±15%
感度 100±3dB
共振周波数 350Hz±20%
再生可能周波数 10Hz – 25kHz
レベル平均差 3dB

 

右ドライバーに繋がるケーブル途中にはこの様にコントローラーが搭載されています。スマホなどであればコントローラーで次の曲操作したり、あとマイクで通話も可能です。

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左右ケーブル長はスライダーで調整が可能。ただこのスライダーもアルミ製でかなりグッド。

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そして木が使われた筐体というのがこちら。BH1101の最大の魅力であり特徴でもある木が筐体裏側からでも確認できます。

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写真の色味を変えてみると筐体自体もオリーブカラーになっているのが確認出来るかと。全体的な仕上がりは非常にシンプルですが、木が見えることで高級感も感じられるデザインです。

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ではこの木がどのような音を出してくれたのか早速評価していきましょう。

 

確かに木の響きが感じられた。この価格でこれなら満足!

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取り敢えずひたすら音楽を聞いてみました。正直私も木製イヤホンを所有したことがないのでどんな音楽が木の特徴を引き出せるのかわからなかったので、とにかく1時間程聞きまくりました。

エイジング無しでの評価です。

Inateck BH1101 Ariesの音質評価

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高域   :
中域   :
低域   :
バランス :
解像度  :
デザイン :
          21/30

正直思っている2倍音質が良い事にビビりました。これ嘘ではないです。

まずBH1101の特徴として木を使っているというポイントがありますが、この特徴が活きているのか、乾いた膜を叩いた時の細い震えが感じられました。

木を使っているだけあって木製の打楽器との相性がかなり良いと感じましたし、あとサックスやアコースティックギターなどの音とも相性は良かったですね。

全体的に中域から高域を得意としているイヤホンで、低域はそこまで強くはありませんでした。ただ全体的なバランスは良く、低域が物足りなさ過ぎるというわけではなかったです。ここはバランスの良いイヤホンの特徴的なポイントでもありますね。

個人的にはもう少し低域があっても良かったかなというのはあります。

でも低域は好き嫌いが激しいので、この仕上がりはそれで良いのかなとも思いますね。多分通勤時間やリラックスタイムにリスニングする時にかなりマッチングしているかと。

デザイン推しなポイントも高評価

デザインは流石Inateckで、木を使っていることも相成ってかなりカッコイイ。

どこかVictorのHA-FXなどのウッドシリーズにインスパイアされている様な印象も受けましたね。

 

コスパも、音質も価格以上だった。木製イヤホンデビューには最適!

価格が約2700円という点から考えても、まぁよく出来たイヤホンかと思いました。

良い意味でクセのないクリアな音を奏でてくれるため、好き嫌いが別れにくいかと思いますし、当たり外れのない音を奏でてくれるかと思います。Inateckよくやった!(笑)

木製イヤホンに興味を持っている方、単純にイヤホンの買い替えを考えている方は是非BH1101(Aries)をチェックしてみてください。ちなみに今なら新発売キャンペーン(限定500台)で商品ページに記載されているコード入力で10%OFFで購入できるようです。

 

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