ユーザー高評価のロジクールのトラックボールマウス「m570t」レビュー
今年2015年の始めにサンワダイレクトのトラックボールマウス400-MA061をレビューしましたが、実はこの時が初めてのトラックボールマウスでこんな操作方法もあるのか!とプチ衝撃を味わいました。
今でもサブマシンになったT100taを操作する時は400-MA061を使用していますが、更に良いトラックボールマウスが欲しくなったのでユーザー評価が高いロジクールのm570tという製品を購入してみました。
さてさて一体どんなマウスなのか詳しくレビューしていきたいと思います。
ボールの滑りも良し!価格も手頃なm570t
トラックボールマウスについてはサンワダイレクトの400-MA061の記事を見ていただくとして、早速m570tを見ていきましょう。
【初体験】もう普通のマウスには戻れない!?2.4GHzレーザートラックボール「400-MA061」を使ってみた
購入先は勿論Amazon。4000円台で購入することが出来ました。
毎度ながらマウスのパッケージを開ける時は何故かワクワクどきどきします。数十個買ってもまだワクワクするのは人とPCを繋ぐ大事なインターフェイスだからかもね。
正式名称はm750t。そのままです。
ちなみにロジクールと言えば数ヶ月前にm750という製品を購入しましたが、こちらは私の手には合わず、レビュー記事にも登場せずに即物置になりました(汗)評価は高いんですが、コレばかりはしょうがありません。マウスの怖いところですよね。
ついでに冒頭で登場した私の初のトラックボールマウスデビューの400-MA061がこちら。非常に使いやすくて入門としては最適でしたね。赤のボールがトレードマークです。
中身は説明書と保証書と、レシーバーとm570t本体です。
ロジクールの製品に付いてくるUnifyingレシーバー。1個で複数のロジクール製品と接続することが出来ます。
詳しく見てみましょう。まずは正面の形状です。結構独特な形状をしているのがよくわかりますよね。手の甲の部分が盛り上がっているのが特徴です。
最近のマウスには当たり前になった進むと戻るのボタンも勿論搭載しています。早速人差し指を置いてみましたが、良くもなく悪くもなくといった印象です。
ボールは青色です。人目が付く場所で使用するのは恥ずかしそうですが、まぁカッコイイですよね。ちなみにかなりスムーズに回ってくれます。ボールが固くなるとトラックボールマウスは機能しなくなるのでここは結構重要なポイントです。
後ろ側はロジクール特有の柔らかいフォルム。丁度親指の付け根が当たる部分がロジクールのロゴマーク部分になります。印象としては手が小さい方は違和感を感じそうな気がしますね。盛り上がり過ぎかな?
ボール部分の反対側の様子。小指と薬指が固定できるように配慮されていますね。ロジクールの伝統芸ですかね。ここは個人的にナイスなポイントです。
ボールの下は清掃時の押出ホールがあります。そして電池ボックスから飛び出している矢印の紙を引っ張れば即使用可能です。
電池は単3電池1個でOK。ちなみにこれで最大18ヶ月使用できます。ここは驚きとしか言いようがありませんよね。実際ロジクール製品はかなり電池の持ちが良いのであながち嘘でもないです。
私の好きなスライドスイッチが搭載されています。マウスといえどもスイッチは大切で、こまめにON、OFFする人はスライドスイッチが最適です。ボタン式スイッチは論外です!
一応400-MA061と並べた様子も紹介します。大きさ的にはm570tの方が若干大きめです。そして体感できる点を言うとm570tの方が圧倒的に軽いです。400-MA061は単三電池が2本必要なのでその差が如実に出ています。
ボール部分はこんな感じ。どちらが操作しやすいかと言われたら、やっぱりm570tに軍配が上がります。ココらへんは価格的にも当然かつ妥当ですかね。
ちなみに普通のマウス代表として物置化としたm705と比べるとこんな感じ。比べなくても分かりますが当然トラックボールマウスの方が大きいです。
最後に実際に数日使って感じた事を紹介して終わりとします。
m570t使ってみてどうよ?
正直に言うと、満足できるトラックボールマウスではありませんでした。ただコレばかりは使用者によって良くも悪くも評価が変わるので一概には言えません。
一応相性が悪かったとかではなく、期待しすぎて求めすぎたというのが1番の満足できなかった原因かと思います。反省してます(汗)
ただ全てにおいて満足できなかったかというとそんなことはなく、普通に使えるというか評価できる部分も多かったです。というわけでm570tの良いところは発表します。
m570tの良いところ
- まず全体的に質が良い。安心のロジクール製品だけあって作りが残念という事はない。
- デザインは良く考えられていると思う。ユニークだし周囲の目を引くこと間違いなし。
- ボールの滑りは快調。一応Class1レーザーが搭載されている。
- 電池の持ちの良さは正義!毎回変える必要が無いから取り換えの手間も要らない。
- 電池残量がひと目で分かる残量インジゲーターも搭載されている。
- ロジクールのホームページから公式ソフトをインストールすれば、ボタンの割当などがカスタマイズ出来る。自分の好きな配置に出来るのは嬉しい人も多いはず。
良いとろこを発表したということは勿論残念なところも発表します。これからm570tを購入予定という方はチェックしてみるといいかも。
m570tの残念なところ
- クリック音が意外と大きい。マウスのクリック音は気にする人はかなり気になるので意外とネックになるかも。詳しく言うと、クリック音はどっちかって言うと中域が強い音。乾いた音や軽い音をイメージするといいかも。
- 手の甲に当たる部分が盛り上がりすぎて、ゆったりと手を置くと手が小さい人は左右クリックボタンの中間当たりが指が届くギリギリになる。ギリギリになることで左右クリックボタンが重い。
- 左右クリックボタンの幅が小さいため、スクロールボタンを操作すると人差し指と中指が擦れる事がある。マウスのサイズ自体が大きいため、もっと左右クリックボタンが大きく出来た気がする。
- 残念なポイントはたった3つだけだったけど、この3つが実際に使用する時の大切なポイントになるため、使用する度にストレスになる。惜しいとしか言いようがない。。。
手が大きい&クリック音無関係な人には向いているかも
最後らへんの残念なところではちょっと辛口になり過ぎたかも知れませんが、一応言うとm570tはかなりユーザーの評価が高いトラックボールマウスです。まぁ私も高評価だったから購入したんですが、コレばかりは相性があるので、今回は私には合わなかったということですね。
なのでm570tを購入しようと思っていてこの記事を見て購入意欲が無くなったというのだけは止めてやって下さい^^;
ただ本当にマウスは人を選びますからね。今回のように評価が高いから自分にピッタリという事とは限らないという事を知っておくと良いでしょう。しかもトラックボールマウスという特殊になると尚更ピッタリを探すのは難しくなります。
一応価格はトラックボールマウスの中では手頃なので、失敗を許せるなら試しに買ってみるのもいいかもしれません。