有料レンタルサーバーで悩むな!Xserver契約10ヶ月目の感想と魅力
ネット上で何か発信するためにはその場所が必要になります。現在ではホスティングを事業とする会社も登場しているため、無料ブログサービスなども豊富にあります。
しかしながら完全に個人でブログやサイト、WEBサービスを行うとなると、ネット上の場所であるサーバーを用意する必要があり、通常はレンタルサーバーを契約することになります。
さてここで問題が出てくるのが、レンタルサーバーにどれだけの料金をかけるかという問題です。安くて数十円、高くて数千円という料金幅があるのがレンタルサーバーであり、本当にピンキリあります。
例えば一年契約でも数百円で抑えようと思えば可能ですし、そうなれば負担はだいぶ小さく出来るでしょう。
ただし料金が下がればそれなりに制限も出てきてしまうのがレンタルサーバーです。性能も良くて料金も適当な丁度いいを見つけるのは至難の業で、初めてレンタルサーバーを契約するという方は大変でしょう。
というわけで、今回はそれなりにレンタルサーバーを使ってきました私がおすすめしたいXserverの魅力を書いていきたいと思います。
選ぶのは安定性・容量・転送量っだ
まず大前提ですが、それなりに本気でブログないしサイトないしWEBサービスを運営していくという方が選びたいのが今回紹介するXserverです。
勿論これからブログやサイトを始めるという方でも全く問題ありませんが、例えば三日坊主の予定という方はXserverの魅力は全く得られないでしょう。というわけで、本気でWEB活動をしたいという方だけこの先の内容を読みましょう。
XServerと私の出会いですが、Xserverを契約する前は別のレンタルサーバーを使用していました。料金的には非常に安くて、一年で約3000円程度で運用することが出来ました。これは本当に楽で、月換算すれば月250円で運用出来たことになります。
最初は全く問題なかったんですが、徐々にこのブログのアクセス数が増えてくると不安定になるようになりました。まぁ所謂転送量の制限が掛かってしまったわけですね。
レンタルサーバーを決めるポイントは3つ程あるとされていて、その1つが転送量です。
ユーザーがアクセスしたらサイトを表示するための情報データを転送してあげるわけですが、大抵はこの転送量がレンタルサーバー毎に決まっています。以前私が契約していたレンタルサーバーでは月30GBの転送量を超えると制限がかかるようになり、月をまたぐまでは制限がかかった状態になります。イメージ的に言えばスマホなどの7GB制限ですね。
当然アクセスしてサイトが表示完了するまでに時間がかかるようになり、時には503が連発する事もあり、恐らくその時に当ブログにアクセスしてくれたユーザーさんはイライラしたことでしょう笑。
まぁ要するに転送量が低いとアクセスが増えれば直ぐに制限がかかってしまうということです。そしてこの転送量はレンタルサーバーの料金が安くなればなるほど転送量も下がってくるという関係性にあります。月々数百円というレンタルサーバーを契約するという時はこの転送量についてもチェックが必要になるでしょう。
さてXserverの話がぜんぜん出てきていないので、じゃぁXserverは転送量どうなの?という話ですが、Xserverにはいくつかプランが有ります。そして私が契約しているプランはX10というプランで、X30まであるプランの中で1番低いプランになります。勿論X20やX30という上位プランよりは利用できる機能が減りますが、実はXserverの場合は転送量に関してはどれだけ使用しても制限がかからないという転送量課金なし制度を全てのプランで利用することが出来ます。
まぁ簡単にいうとXserverは転送量による制限がないわけです。どれだけ使用しても制限がかからないから超人気サイトやブログやWEBサービスに将来なったとしても、ずっと使用することが出来ます。これは非常に素晴らしいことですよね。
そんな素晴らしいXserverですが、勿論契約するとなるとそれなりの料金を支払うことになります。以前は月250円だったレンタルサーバー料金ですが、XserverのX10の月額料金は1000円で、年計算で消費税を足すと1万円を超えます。まぁこの料金は数あるレンタルサーバーの中では高い料金に分類されるでしょう。だって月数十円で利用できるものもあるわけですから。ただ、Xserverの魅力は転送量の制限がないということだけではありません。
そうレンタルサーバーは転送量以外に選ぶべきポイントがまだあります。例えば容量があります。
当然レンタルサーバーを利用するということは、レンタルサーバーのHDDに必要なファイル類を保存しなければなりません。現在私のブログでは数百の記事がありますが、1つあたりの記事の容量は数MBあります。まぁ最近では写真といっても解像度の高い写真を載せることもよくあるので、これから先もファイルの肥大化は続いていくでしょう。そしてレンタルサーバーの容量というのも無限にあるわけではありません。
スマホでも16GBや32GB、64GBで分かれているように、レンタルサーバーの容量も多ければ多いほど大量のファイルを保存できるわけです。以前契約していたレンタルサーバーでは30GBの容量を利用することが出来ました。契約する前は30GBもあれば当分の間は問題無いだろうと感じていましたが、契約末期になると残り数GBしか残っていないという状況になりました。私の場合は記事1つ当たりで使用する写真の量が多く、また1つのレンタルサーバーで複数のブログやWEBサービスを運用していたため、数GBという空き容量は思いの外危機的状態でもありました。
まぁ要するにレンタルサーバーに関しても空き容量との戦いはスマホやPCなどと一緒で無くならないわけですね。
さてまたまたXserverの話が長らく出てこずに申し訳ありません。というのもXserverの場合、下位プランであるX10でも200GBの容量を使用することが出来ます。はっきり言って十分すぎて使い切るかもしれないという心配が今のところありません。契約から約10ヶ月経ちますが、まだまだ使うことが出来るわけですから、Xserverの容量は凄いでしょう。
ちなみにX20やX30との違いはこの容量にあり、それ以外ではほぼ変わることはありません。X10では200GBでしたが、X20では300GB、X30では400GBという超大容量のスペースを手に入れることができます。しかも例えX10を契約していて200GB使いきったとしても、X20やX30に切り替えることでサーバー引越しをせずに簡単に容量を追加することが出来てしまいます。本気でブログやサイト、そしてWEBサービスを運営していこうという方には、これほど環境が整ったレンタルサーバーは無いでしょう。月1000円といってもこれだけの容量が使えるのであればまぁ納得出来てしまいます。
転送量と容量の話をしましたが、実はこの2つはある程度料金を支払えばどのレンタルサーバーでも上位プランに移行することが出来ます。最もXserverを超えるようなお得な料金や機能では無いことが多いですけども。ただ私がXserverを選んだ決め手は転送量や容量だけではありません。そうです、レンタルサーバーを使用する上で1番重要なこと、それは安定性です。
どんなに転送量に制限がなくても、どんなに容量が大きくても安定した稼働をしてくれなければサイトを表示することは出来ません。レンタルサーバーの安定性を示す指標として稼働率というものがあります。システムを設計したりする時には必ず考えなければならないもので、RASISのアベイラビリティーである可用性という言葉で表示されることもあります。簡単にいうと、稼働率とはレンタルサーバーがどれだけ稼働することが出来るかという数値です。
稼働率を求めるためには、稼働時間から障害時間(サーバー停止時間)を引いて、その数を再度稼働時間で割ってあげれば求めることが出来ます。
単純に稼働率が100%のレンタルサーバーは障害によって止まることがないわけで、常にサイトを表示する事が出来る様になります。ただ実際問題物理的に動くサーバーで障害が発生しないという事はまずありえません。障害でなくとも品質管理やバージョンアップやメンテナンスなどで一時的に停止する事は必ずあり、必ず100%より低い数字になります。
Xserverの稼働率は公式発表で99.99%となっています。99.99%というと年計算では53分間のサーバー停止が発生する確率があるということになります。勿論53分より少ない時もあれば、多くなる時もあります。こればかりはどうしようもないですが、53分間のサーバー停止時間が発生するという可能性が考えられるわけですね。
さてここで重要なのはXserverは99.99%だけど、その他のレンタルサーバーはどうなの?ということです。実際調べると明らかですが、ほとんどのサーバーが99.99%、もしくは99.9%という数字を使っています。私が以前使用していたレンタルサーバーも99.99%でしたが、明らかに53分以上のサーバー停止を経験しています。つまり稼働率の信頼性というのは実際の所透明性があるわけではないわけです。まぁ勿論安定性を調べるための1つの指標であることに間違いはありません。ただ稼働率だけをうのみにするのも問題があります。
では稼働率以外に何を以って安定性を評価すれば良いのかというと、サーバーのスペックとシステムの作り方等の内部にあります。ココらへんは多少PCやITシステムに関する知識が必要になってきますが、例えばサーバー保管施設であるデータセンターの装備に注目してみるのもいいでしょう。
最適な空調設備と防火システム、安定した電力を提供できる自社設備についてきちんと明記しているレンタルサーバー会社であればそれなりに適切なデータセンターを所有していることがわかります。HDDに関してもRAID構成であるか否かを確認することで、データ消失した時のリスクヘッジが出来ます。またサーバー自体のスペックを確認することはかなり重要でしょう。というのもレンタルサーバーの障害で、データセンターが完全停止する様なことはほぼ考えられません。例えばデータセンターに隕石が墜落したというのであればわかりますが、大抵は個々のサーバー自体、もしくはサーバー群のトラブルが障害の元です。
Xserverを含め評価の高いレンタルサーバーでは、一台あたりに割り振る利用者の数をかなり厳密に制限しています。つまり簡単にいえば制限される数が大きくなればなるほど一台で専有することが出来る割合が高くなり、それだけ安定した処理を期待することが出来ます。一台のサーバーを10人で使用するのと、5人で使用するのとでは大きく環境が異なります。仮にたまたま一緒のサーバーを使用している別のユーザーが、設定をミスしてサーバーに大きな負荷を掛けてしまった場合でも、割り振り人数が少なければ大抵の場合は問題なく利用を続けられますし、障害を取り除くだけのリソースを確保することが出来ます。
CPUも最新のアーキテクチャーのモデルを搭載していれば、単純に急なバズりでアクセスが集中したとしても適切な処理をこなすことが出来るでしょうし、メモリも多いに越したことはありません。
稼働率とも関係してきますが、素早い対応が出来るか否かというのも重要なポイントです。ココらへんはユーザー対応速度や管理体制である程度見極めることが出来るでしょう。実際Xserverの場合24時間何時でも素早い対応ができると評判があります。勿論その他のレンタルサーバーが対応が悪いというわけではありません。
レンタルサーバーの安定性を知るためには色んな要素を知る必要があり、そのためには実際にXserverのサイトでスペックを確認したほうがいいでしょう。
私も契約の際はかなりじっくり隅々まで調べました。
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Xserverは個人向けでは多分今のところコスパ最高
Xserverの魅力について容量や転送量や安定性について書いてきましたが、Xserverがレンタルサーバーの中で1番というわけではありません。更に高い次元でレンタルサーバーを使用したいという方が目指すべきレンタルサーバーもあります。
例えば有名ドコロではWADAXやシックスコア(Xserverの会社が運営)などがありますが、これらは基本ビジネス向けや法人向けのレンタルサーバーになります。個人使用では到底使いきれないような高いスペックを持っていて、料金もそれなりに高いです。
個人使用という場合はXserverは恐らく今のところ、いやここ数年ではトップレベルのスペックを持っているでしょう。またコスパに関しても非常に高く、個人で利用できる最高の環境が1000円前後で手に入れることができます。
実際に使ってみて分かることは多いわけですが、まずXserverを約10ヶ月使用してみて不満点はありません。というのも不満を感じさせる部分が見つからない状態です。私のようにブログを運営するレベルでは不満がないということでしょう。安心してブログやサイト運営をすることが出来ます。月額1000円というのはまぁ高い料金ではありますが、一応ある程度アクセスしてもらうようになれば、十分広告収入で支払うことが出来ます。月額1000円で安定したネット上の場所を提供して貰うことが出来ると考えれば決して高い金額ではないのかもしれません。
ただこれからブログやサイトを始めるよという方の場合は、そもそも広告収入が無いわけなので個人負担で支払う必要があります。しかしXserverの場合は3ヶ月分の料金から支払うことが出来ます。3ヶ月で本気でブログ運営やサイト運営をすれば、決して月額1000円を賄う事は難しくはないでしょう。
もし本気でXserverの契約を試してみようかと考えているのであれば、全力でオススメします。勿論私自身はXserverの回し者では無いのでゴリ押しするわけではないですが(笑)、失敗しないレンタルサーバーの最高位かと思います。
まぁ言っても月額1000円は高いので、十分に考える必要があるでしょう。Xserverでは納得した上で契約できるように10日間の無料お試し制度を設けています。一度気になるなら利用してみるのもいいですよ。ちなみに私もこの制度を使いました。
というわけで、Xserverを使用して丁度10ヶ月目になったということで、Xserverの使用感をレビューしてみました。多分これから先もしばらくはXserverを使っていこうと思います。
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