【WiMAX2+超解説&レビュー】niftyのWiMAXは総合的に最高かも!端末のWX01も1円で手に入れたぜ
どうも最近スマホアプリの「8 Ball Pool」といビリヤードゲームにハマっている私(@こふす)です。ゲーム嫌いな私がハマるぐらいなのでメチャおすすめ!Android / iOS
さてさて、ネット時代に突入して早数年経ちますが、私最近まで安定したネットワーク環境がこれまでありませんでした。ではどうやってネットに繋いでいたかというと、テザリングしたり、実家に帰ったり、短期間契約したりなどで何とかやりくりをしてきました。
流石にこれではマズイと思い、一念発起でWiMAXを契約してみました。考えに考えて選んだWiMAX提供会社はnifty。選んだ理由から実際に繋いでみるまでを紹介していきます。
WiMAX2+契約するならniftyがおすすめな理由とそもそもWiMAXって何よ?
WiMAXを契約しようと思ったのが今年の3月の後半。それから色々と調べて結局行動に移したのが4月の半ばでした。
まずはWiMAXについて無知だったので一から色々と調べていきました。WiMAXと一言で言っても実はサービスの名前だったりブランドとかではないんですよね。WiMAXとは「通信規格の1つ」で、無線式でネットワーク回線に接続してくれます。
CMでも青ガチャピンが登場してくるので一度は聞いたことがある方もいると思いますが、UQコミュニケーションズという会社が開発をしてサービスを行っています。
さてここからがWiMAXの面倒な所で、開発を行ったUQコミュニケーションズがWiMAXのサービスを提供するのは当たり前のことですよね。でも実はサービスの提供と同時に、他会社にもWiMAXのサービスの提供権を販売しているわけです。
つまりUQコミュニケーションズが行う「UQ WiMAX」がありながら別会社(プロバイダ)でもこのWiMAXを提供しているので、契約をする時に複数の選択肢が生まれてきます。
他会社(プロバイダ)が行うWiMAXも本家であるUQ WiMAXど同じ回線を使用しているため、実質的にはどの会社で契約しても同じサービスの内容を受けることが出来ますが、差別化を図るためにそれぞれの会社で特色があります。
例えば本家であるUQ WiMAXでは基本的に全て標準の価格設定になっていますが、本家であるが故にサポート体制に評判があったりします。基本的にサービス価格もどこの会社でもほぼ同額なのでまぁ普通の方なら本家で契約をするのが1番いいんでしょうが、私の場合は契約する時にある条件がありました。それが
- なるべく初期費用を掛けたくない&口座振替がいい
- キャッシュバック欲しい
- 欲しい端末をすぐに手に入れたい
この3つの条件を満たしてくれたのがnifty WiMAXでした。
口座振替&キャッシュバックが欲しいならnifty一択でしょ
WiMAX比較サイト:http://wimax・比較・.net/ http://pocarieffect.jp/
私の場合1番目条件「なるべく初期費用を掛けたくない&口座振替がいい」で沢山あるプロバイダから大分絞ることが出来ました。
初期費用が安くて済むプロバイダといえばGMOとくとくBB WiMAXとnifty WiMAXがまず有名です。WiMAXの初期費用には端末の本体料金や初期事務手数料などがありますが、その中でも本体料金が1円や無料なのがGMOとくとくBB WiMAXとnifty WiMAXです。しかも両者とも高キャッシュバック付きの1位と2位で、2番目の条件の「キャッシュバック欲しい」も満たしてくれます。
キャッシュバックだけで言えばGMOとくとくBB WiMAXが最強なんですが、残念なのがクレジットカード契約でしか申し込みが出来ない点です。私まだクレジットカードというのを持ったことがないので、その時点で選択肢から外れました。
そして残ったのがnifty WiMAX。niftyと言えば家庭用プロバイダ会社の老舗中の老舗ですが、支払い方法として口座振替にも対応しているため、nifty WiMAXで契約することになりました。
制限と端末について
WiMAXとWiMAX2+の制限
WiMAXは携帯電話の様に電波を受信して通信を行います。そのため利用するにはWiMAX規格に対応した端末が必要になります。WiMAXには現在2つの種類があり、通常のWiMAXと最近本格的に開始されたWiMAX2+があります。前者のWiMAXは既に廃止が決定しており徐々に電波帯も少なくなっていき、いづれは完全にWiMAX2+に移行します。
WiMAXとWiMAX2+はまず大きく2つの違いがあります。それは速度と制限の有無です。
WiMAXが有名になった背景として利用容量が無制限という特徴があります。これは恐らく多くの方が日々直面していることでしょうが、スマホなどはキャリアによって月の通信容量の制限が決められています。大体7GBや最近だと容量で○○円というプランが登場してますが、ようは使用できる容量が決まっているわけですね。これをオーバーしてしまうとまともな通信が出来ない速度に制限されてしまいます。
WiMAXを始めポケットWiFiと呼ばれる通信端末はこの制限を気にせずバンバン利用したいという方をターゲットにして登場したわけで、制限が無いというのが売りでした。勿論WiMAXも制限が無く、人によっては自宅の固定ネット回線として使っていた方も多くいました。
しかしこれはあくまでWiMAXでの話で、新しく開始されたWiMAX2+は制限が付くことになってます。この発表がされた時は多くのWiMAXユーザーが悲報に涙ぐみましたが、こればかりはしょうがありません。(私もショックでした)
一応制限と言っても携帯キャリアの様な酷い制限ではなく、月の使用容量は無制限です。ただ3日間の合計通信容量が3GBを大きく超えるような通信をしてしまうと速度制限がかかります。速度制限もよくある125kbpsではなく、YouTubeの480pが普通に見れるぐらいの速度は保つとしています。
制限が付いた代わりにWiMAX2+はWiMAXとは比較しようのないほど通信速度がUPしました。理論値では下り最大220Mbpsなので快適なネットライフを過ごす事ができます。ちなみにWiMAXは理論値で下り最大40Mbpsです。実に約5倍の差があるわけです。
現在はWiMAXとWiMAX2+があるから端末選びが重要だよ
WiMAXにも種類があって制限ないけど遅いWiMAXと、緩い制限があって速度が速いWiMAX2+があると紹介しましたが、将来的には無くなるWiMAXも現在は(2015/5現在)普通に利用ができ、端末によっても対応している種類が異なってきます。
現在各プロバイダから販売されている端末は主に
- Speed Wi-Fi NEXT WX01
- Speed Wi-Fi NEXT W01
- Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD15
の3つがあります。とりあえず各端末の代表的なスペックを紹介しましょう。
私が選んだのは「Speed Wi-Fi NEXT WX01」で、選んだ理由はWiMAX2+(220Mbps対応)とWiMAXへの接続に対応していることでした。W01はWiMAXに対応していない代わりにauLTEに対応していますが、LTEは7GBの容量制限があり、しかも使うと1000円の追加料金がかかってしまいます。
なるべく固定費用で使用したかったのでLTEは最初から眼中に無かったのでW01も選択肢から消しました。迷ったのはHWD15とWX01です。
HWD15は取り敢えずWiMAXにもWiMAX2+にもLTEにも対応していてオールマイティーな使い方が出来ます。ただWiMAX2+の対応は最大下り速度が半分の110Mbpsになるため完全に対応しているわけではありません。しかしながらHWD15はWiMAXとWiMAX2+とLTEを手動で切り替えができます。
つまりHWD15は制限が一切ないWiMAXのみを使う事も出来るわけです。WX01の場合はWiMAXとWiMAX2+の電波が受信できるのであればWiMAX2+が優先的に接続されるため、WiMAXが利用できる場所が限られてきます。
結構最後まで悩んだんですが、今後のことも考えてWX01を選択しました。まぁココらへんは速度を重要視するのか、それともLTEなどの広い範囲で使用できる事を重要視するのか、はたまた制限無しを重要視するのかは人それぞれになります。そして選ぶべき端末も変わってきます。
私のように今後のことも考えつつWiMAXにも接続でき、LTEは要らないという方はWX01がいいでしょう。
WX01のレビュー
いつものレビュー記事よりも前置きが大分長くなりましたが、WiMAXを紹介するには事前情報が無いとちんぷんかんぷんなのでご勘弁。
というわけでnifty WiMAXにネットから申し込みをして約一週間程度で到着しました。ちなみに申し込みすると一旦ポストに契約内容が記された封筒が届き、指定URLから決算方法を選ぶことで端末が届くという流れになります。
中身は本体とクレードル、そしてMicroICカードです。nifty WiMAXだと通常は別途料金が発生するクレードルが無料でセット付くのでマジで嬉しいです。ちなみにクレードルを使用すると有線LAN接続が出来ちゃいます。
クレードル
まずはクレードルからオープン。
同梱物はクレードル本体と保証書と説明書。
じゃン。
後ろには有線LANケーブルと電源用のMicroUSB端子があります。電源はMicroUSBケーブルを使い、接続すると端末も充電されます。
クレードルは端末毎に形状が異なるため別端末の使い回しはできません。
WX01本体
続いて本体をオープン。
WX01はカラー展開がブルーとホワイトの2色ありますが、ブルーが売れすぎているとのことでホワイトの選択を余儀なくされました(笑
同梱物(WX01本体 / 本体背面カバー / バッテリー / 充電アダプター / MicroUSBケーブル / 保証書 / 説明書)
ACアダプターが入っているのは嬉しいですね。
あ出力はUSBなので別デバイスの充電にも使えそう。ちなみに5V / 1Aです。
なんか懐かしい電池パック。ガラケーの時代ではよく見ましたよね。
この赤丸も久しぶりに見ました。バッテリーが取り外し式ということはヘタってきてら変えることも出来るわけですね。ナイスです。
MicroUSBケーブルは至って普通。
そしてこれがWX01本体。
基本的に表面はツルツルにコーティングされてます。
ここにバッテリーを入れます。
あと付属してきたMicro ICカードを切り取って
バッテリーを入れる前に挿入します。
というわけで準備完了したWX01。
薄さはiPhone5とほぼ同じ。
早速電源を入れていきます。ディスプレイが見づらいのは実は白黒なんですよね。しかもタッチ式ではなくボタン操作になります。
搭載されているボタンはこの3つのみ。丸いのは電源ボタンで、隣の2つのボタンで全て操作を行います。
実際に繋いでみる
繋ぎ方は非常に簡単。WX01を操作して回線がWiMAX・WiMAX2+になっているか確認して、スマホなどの場合は付属しているシールのQRコードを読むか、暗号キーを入力するだけ。
QRコードで読むとこんな風に自動的にネットワーク構成をセットしてくれます。
というわけであっという間に接続完了。撮影していなければダンボールを開けて5分もかからずセット完了しちゃいそうです。これなら誰でもできますね。
では恒例の回線速度測定に参りましょう。使用するのはスマホアプリのSpeedtest。測定時はWiMAX2+のアンテナが4本中3本立ってました。
下りが17MB、上りが5.5MBですね。まぁ実測値としてはまずまずではないでしょうか。
ちなみに時間も日付も変えて複数回測ってみた結果が下記です。
回数 | 下り(MB) | 上り(MB) | PING(ms) | |
1回目(16:00) | 16.98 | 5.56 | 79 | |
2回目(18:00) | 19.64 | 4.45 | 81 | |
3回目(21:00) | 19.19 | 2.14 | 69 | |
4回目(01:00) | 23.95 | 4.68 | 84 | |
平均 | 19.94 | 4.21 | 78.25 |
下りは19MB辺りを維持しているのでいい感じですね。
感想
使ってみた感想としてはまぁ便利ですね。特に大きな感動は無かったですが、既に解約したiPhone5を再度WiFiで運用することが出来るというのは嬉しかったです。あと実際に使ってみて初めてわかったんですが、WX01は結構発熱します。そして現在販売されている端末の中では比較的バッテリー持ち時間も良い方ですが、やっぱり1日フルで使うことは出来ません。こまめにスリープさせる必要があるのでここは気を使うべきところですね。一応モバイルバッテリーがあれば充電できるので問題はないです。
あと、思っていた以上にWiMAX2+のエリアは広がっているようです。沖縄という辺鄙な場所ですがアンテナは常時MAX4本立ってます。本体設定の周波数を5GHzにするとかなり速度も出るようなので1080pの動画読み込みもすこぶる順調です。
付属していたクルードルは意外と便利。やっぱりWiFiと有線LANでは速度が異なり、有線LANポートがあるPCを所有しているのであればクルードルを持っていたほうがいいでしょうね。
さていかがでしたでしょうか!?かなり長~い解説&レビューを行いましたが、これからWiMAX2+を導入しようか検討している方に少しでも情報を伝えられていれば幸いです。ではでは