TransBook T100taを使い始めて約6ヶ月、現在の使い方と細かな気付きのまとめ
以前からこのブログでもちょくちょく紹介している2in1式(ノート型にもタブレット型にもなる)PCのASUS Transbook T100taを使い始めて約半年になります私(@こふす)です。
T100taを購入してからというのも私のPCに対しての認識が大きく変わりつつあります。例えば画面の大きさやタッチスクリーン、Atomだったり電池の持ち方などなど。実際にT100taを使ってみて日常のあらゆるPC操作が出来てしまうリアルにWindowsタブレットの実力というか、これからの将来性に大きな希望を持つようにもなりました。これも全てT100taという稀に見る素晴らしいデバイスのおかげだと感じています。
今回はそんな素晴らしいPCをもっと多くの方に紹介するべく使い始めて半年になる私が感じた細かい気付きと、現在の使い方を織り交ぜたレビューを行いたいと思います。
本体右側のMicroUSBポートは充電用にしか使っていない
本体右側に付いている唯一のMicroUSBポートですが、キーボードドックを装着したノートPCとして使うことの多い私は充電用としてしか使用したことがありません。MicroUSB→USBに変換するケーブルを使えばUSBデバイスとの接続もできますが単純に面倒で、キーボードドックに付いているUSBポートに増設ポートを接続して使っています。
発熱はあまりない
色んなWindowsタブレットを触ってきましたが、どれも長時間使用するとどうしても本体背面部分(バッテリーの裏辺り)が発熱してきます。触れるのにしんどくなるぐらい熱くなるものも多い中、T100taは充電している時にほんのり温かくなる程度で発熱自体が少ないです。バッテリーが持つのも納得します。
T100taをタブレットとして使うことはほぼ無い
ノートPCとして、しかもメインPCになりつつあるぐらい日々使うのでタブレットとして使用することはほぼ無いです。タブレットはタブレットで軽くてタッチ操作も出来て便利なんですが物理キーボードは絶対必要です。その点T100taは標準でキーボードドックが付いてくるためどうしてもキーボードドック装着で使用してしまいます。
マウスは必需品
T100taの残念な点でも紹介したとおりタッチパッドの感度がダメダメなのでマウスは必需品です。ちなみにマウスはBluetooth式より電波式(ドングルタイプ)を選んだほうが後々幸せになれます。
メインPCになりつつある
T100taを使用し始めてからメインPCの電源投入回数がほんとに減りました。データ類はクラウドに全部あるしメインPCを使う必要がなくなったためです。それぐらいT100taの処理能力の高さやフットワークの軽さは凄いです。Coreiシリーズにあこがれていた私にAtomでも十分イケるぜと教えられました。
T100ta本体もキーボードドックも傷は付きにくいみたい
本体天板もキーボードドック表面も半年使用していてもほぼ傷がないです。荒っぽい使い方をしていないのもありますが、持ち運ぶ時はケースに入れて普通に使用する分で擦り傷がついたりすることはないようです。
キーボードドックとT100ta本体の装着部分の金属が意外と汚れる
キーボードドックと本体を装着する装着部はかなり汚れやすいです。埃が溜まりやすいのもありますし、金属部分(亜鉛メッキ?)に白サビっぽいのが発生するようです。私の場合はパーツクリーナーを少し吹きかけたティッシュで拭き取ると綺麗に取れました。
RocketDockが超便利
画面が10.1インチと小さいT100taに超絶便利なのが「RocketDock」というフリーソフトのランチャー。設定部分をマウスオンあるいはタッチオンするとランチャーがホバーしてくれるので普段デスクトップにアイコンを置きたくない方やT100taのように画面サイズに制限がある場合に便利です。
32GBモデルは空き容量との戦い
32GBのeMMCが搭載されているモデル(T100TA-DK32G)を使用している私の場合は空き容量との戦いは避けられないようです。常にゲージが赤く、ヒヤヒヤしながら使用することになります。まぁ私のようにT100taをメインPC代わりに使用してい無いのであればそんなことはないと思います。ちなみにT100taには64GBeMMCを搭載したモデルと、32GBeMMC+500GBHDD、64GBeMMC+500GBHDDモデルなどがあります。
Windowsストアアプリはほぼ使わない
iOSやAndroidと大きな違いがアプリが充実していないという点。折角デスクトップソフトウェアとストアアプリの2つが動くように異なるプラットフォームが存在しているのにストア自体が充実していないと使わなくなってしまいます。
楽器アプリとかは大体インストールして2日ぐらいまで
最初は面白いんですがまぁ使わなくなりますよね。これがWindowsストア版のGarageBandみたいなのが登場すると大きく変わるんでしょうが。
現在80個のソフトウェアをインストールして使用
メインとして使うことが多いのでメインPCのデスクトップ機と同じぐらいの数のソフトをインストールして使用しています。なので容量はかなりカツカツですが、eMMCの恩恵なのか動作に影響することはほぼ無いです。
軽快さとフットワークの軽さは健在
やっぱり10.1インチという小ささにも関わらずバッテリーは1日持ち、処理能力もそこそこあるとなるとどこにでも持っていけます。
静かは正義
「静か」これは本当に贅沢なものです。起動していても一切雑音が聞こえてこないんですから作業が捗ること捗ること。ファンレス&SSD or eMMCに慣れてしまうともう戻れません。
本体左側のボリュームボタンとスタートスクリーンボタンはほぼ使わない
基本キーボードドック装着での使用が多い私はボリュームの調整は「fn + F11 or F12」、スタートスクリーンは「Windowsキー」でできるので本体のボタンはほぼ使わないです。それにT100taのイマイチな点でも紹介したとおりボタンの押し具合が良くないので押す気がしなくなります。
キーボードはしっかりしている
キーボードのキーは人より恐らくかなり打鍵しているはずですが全くヘタったりすること無くしっかりと機能しております。意外としっかり作られている印象です。
タッチパネルも全く問題なし
スクリーンのタッチについても半年使っていますが全く問題なしです。一部のWindowsタブレットではポイント位置とズレたりする症状が出たりするという話も見聞きしますが、私のT100taについてはバリバリに反応してくれてしかも正確です。
カメラ(イン)はほぼ使わない
WEBカメラとして使用できるインカメラですが、ほぼ使わないですね。スカイプなどをやっていれば使うこともあるかもしれませんが私の場合やっていないので使うことはないです。まぁ自分撮り出来る画質でも無いですしね。
スタートスクリーンに慣ると結構便利
Windows8で新しく登場したモダンUIのスタートスクリーンですが、慣れるとかなり便利です。従来のスタートメニューよりカスタマイズの幅が広がりましたし、ひと目でアイコンの位置が分かりやすく、しかも情報を表示することが出来るライブタイルに対応しているとアプリを開かずに情報を得ることが出来便利です。
ブラウザはFirefoxを使用。常時5タブ開いても問題なし。
ブラウザでタブを何個も開く方も多いかと思いますが、5個程度ならメモリ2GBのT100taでも余裕で動いてくれます。ただ2GBなのでChrome等のメモリを多く使うブラウザはあまりオススメしないです。勿論1~2個なら何の問題もないです。
2KはOK!4Kは勿論×
どうだろうと思っていた2K(フルHD)の動画再生ですが、思いの外GPUが助けてくれてヌルヌルと再生可能です。あまりにも軽快に再生してくれてので4Kももしやと思って再生してみましたが、流石に無理でした。まぁ当たり前ですが。それぐらい2Kに関してはノープロブレムです。
WiFiやBluetoothはすこぶる快適
PCのトラブルによくあるWIFIやBluetoothといった無線通信の接続不良等の問題ですが、半年使っていて一度もそういったことはありませんでした。ドライバーもハードウェアもしっかりしている印象です。
アンチウイルスはAvast
数あるアンチウイルスソフトの中で一番軽くて安定していると思っているAvatsをインストールして使っていますが、スキャン中に遅いと感じたりパフォーマンスが落ちるといったことは無く快適です。
505個のフォントをインストール
デザイン関係のソフト(私の場合はInkscape)もある程度動くので多くのフォントをインストールして使用していますが特にシステムに影響が出るといったことは無いです。強いて言うならフォントキャッシュが多少多いぐらいでしょうか。
バッテリーもハード使用しなければ1日余裕
半年使っていますがバッテリーがヘタってきたかなと感じることはほとんど無いです。というか無いです。買った時同様普通に使用していれば1日ぐらい余裕で持ちますし、充電時間が長くなったとかも無いです。
TS形式→h.264形式エンコードも意外とイケる
T100taには酷かなと思ってやってみましたが、意外とイケたことにびっくりしました。GPUの効きは凄いようです。