【チャレンジ企画】1週間一切テレビを見ずに過ごしてみて思ったベストなテレビとの付き合い方
どうも、どっちかって言うと暇さえあればテレビを付け垂れ流しにしてしまう悪い癖持ちの私(@こふす)です。
8月ももうわずかとなり早いところでは夏休みも終わったというところもあるのではないでしょうか。さてさて夏休みといえば自由研究です。そこで私も懐かしの自由研究とやらを残りわずかですが駆け足でやってみたので今回はその様子をご紹介したいと思います。題して「1週間一切テレビを見ずに過ごしてみた」。
動機
取り敢えず自由研究らしく動機とか書いてみる。
簡単にいうと、暇さえあれば見てしまうプチテレビっ子の私ですが、最近のテレビの内容に飽々してしまった時に思いついたのが「テレビもうよくね!?」だったのです。どのチャンネルでも同じようなMCと芸人とタレントさんが絡んでゴチャゴチャやっているというのに嫌気が差していたんですね。なのでどうせどの時間のどれを見てもあまり意味のない飽々したような内容だったら、見なくても対して変わらないだろうと思ったのです。そしてどうせなら一週間丸々見ないで過ごしてみよう計画を立てみたというわけ。
ルール&内容
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実験内容:一週間テレビ放送を一切見ずに過ごし、そこからわかったことを記事にしてみる。
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期間 :2014.08.18 – 2014.08.24の1週間
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ルール :一切テレビを付けない&見ない。
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その他:意志とは無関係に回避できない場合はよしとする。また一日の終り又は気づいたこと&効果などをなるべく詳しく記述していく。
ではここからは1日目~最終日の各日の経過をまとめてみましたのでご覧ください。
1日目
普段から暇さえあればテレビを見てはいたが、超テレビっ子というわけではなかったため初日はそれ程苦痛ではなかった。が、時偶見ていた「テラスハウス」の放送時間になるとテレビを付けてしまおうかと少し葛藤する場面が。恐らく初めて1日テレビを付けずに過ごしたが、たいして大きな変化はなかった。いうならば部屋が静かになったくらいなのと、PCでの作業が少々捗ったぐらい。あとニュースが見れないのは少し辛い。
2日目
相変わらずニュースが見られないのは流石に不安になってくるが、テレビが見たいという衝動は大分収まった気がする。そのかわりYouTubeを見る時間がこの日はかなり多かった。やっぱり動画が持つエンタメ姓は凄いと実感。
3日目
テレビを見ない生活3日目の今日は寝起きがすこぶる良かった。前の日テレビを見なかったおかげで何もすること無く早く寝たためだと思う。3日目にして自分家にはテレビは無いんだと思いこむことにしたらなんか吹っ切れた。するとこれまであったテレビを見ないといけないという脅迫概念みたいなものがなくなり、番組が始まる時間のソワソワ感も無くなりゆとりが持てた気がする。慣れたのかな。
4日目
今日までテレビを見なくなった分YouTubeをよく見るようになった気がする。というかテレビを見れないストレスをYouTubeで発散している感じですか。正直あまりいい傾向ではないなと感じています。今日から寝る時のYouTubeは控えますか…
5日目
一週間テレビ見ない生活も折り返しを過ぎた今日。テレビの代わりと言ってはあれですが、スマホアプリのradikoでラジオを聞いて過ごしてみた。
意外や意外、ラジオが面白くて考えが変わった感じ。どう変わったかというと、この先ラジオだけでも全然イケるなというぐらい。映像を見なくてもいい分何をしていても耳さえ立てていれば内容が入ってくるし、本を読んでいる時のように想像力が働く。あと番組数が意外とあって、バラエティー色の強いトーク系や音楽中心だったり、ニュースがあったり、はたまた宗教色バリバリだったりと飽きがなかった。ラジオ。良いかも!
6日目
テレビを見ない生活も残りあと2日。テレビを見なくなってからというもの、耳に入る音が豊かになった気がする。具体的に言うと、テレビのガチャガチャ音を聞かなくなり生活の中から聞こえてくる音がよく聞こえるようになったり、好きな音楽を流して過ごし時間が多くなったり。好きだと思い込んでみていたバラエティー番組も今では只の高らかに笑う声がワァワァと聞こえてくるなら別に見なくていいやとさえも思うようになった。長年侵食されてきたメディアの操作からようやく脱却している気がする。
最終日
テレビを見ない生活ラスト。なんだろ。特にテレビを見たいという気分にはならなかった。というか忘れていた。ここまでの一週間、見なかったのは事実ですが実のところテレビ欄を毎日かかさずチェックしていた。けど今日はチェック自体を忘れていた。一週間も見ずに生活するとやっぱり慣れるんでしょうね。今日ようやくテレビというものからフリーになった気がした。もうまもなく一週間チャレンジが過ぎるが、別にこのままでもいいなと思った。
1週間見ずに過ごしてみての感想&まとめ
この一週間、物心ついてから全くテレビを見なかったのは初めてだと思う。実際やってみてどれだけテレビというものに依存しているのか、無理やり楽しみを見出して見続けていたのかがわかった。
実のところ弊害もあった。やっぱりニュース等の生活する上で重要な情報というのは、文字よりも動画として得るほうが数倍分かりやすいし伝わるとつくづく感じた。だから一切見ないという今回の様なチャレンジを推奨することはしない。が、見ないことで良かったこともたくさんあった。
まず、心が豊かになる。そして余裕が持てる。環境音というのはかなり大事なものなんだと今回のチャレンジで知った。結果あまり意味のないバラエティーや内輪だけで楽しんでいるような番組を垂れ流しで見るのは本当にもったいないなと感じた。あのガヤガヤした音を聞くぐらいなら好きな音楽を聞くほうが数倍良いし、テレビがついているとどうしてもテレビ優先になりがちになる。家にいながら結局メディアの操作によって時間を過ごしているようなものだと気づいた。そんなことよりもっといいように時間を使うほうが絶対良い。そのほうが心的にもいいし生活する上での時間に対しての余裕が生まれると感じた。
ベストな方法は基本見ないという姿勢で挑みつつ、本当に見たいものはピンポイントで見る。決してこの時間からこの時間までは見るという様に時間を指定しないこと。長いこと見続けるとどうしてもテレビの時間軸になる。見たい番組をピンポイントで攻めるのがテレビと付き合う大事な秘訣かもしれない。