2.4GHz周波数帯を使ってテレビの音声をワイヤレスで聞くぞ!HW-390M
昔、ワンセグもまだ登場していない頃に携帯式の小型TV(電池駆動でアンテナ棒搭載)を手に入れて勉強机でコッソリTVを見ていたのがいい思い出の私(@こふす)です。今だとスマホさえあれば簡単に見れちゃう凄い時代になりましたよね〜
さてさて突然ですが、皆さん2.4GHz式ワイヤレスヘッドホンってご存知でしょうか!?
今流行のBluetoothではなく、それよりも一昔に流行った2.4GHz帯の電波を用いたワイヤレスのヘッドホンの事です。
2.4GHzと言えば今でもマウス等で使われていますが、Bluetoothが登場したことでワイヤレス系の音響機器ではメッキリ2.4GHzを使う製品が少なくなりました。
今回はそんな今ではちょっと珍しいタイプのワイヤレスヘッドホンを用いて、TVの音声をワイヤレスで聞くまでをレビューして見たいと思います。
これさえあればドラマで大事な所を聴き逃してしまうこともありません!というわけで早速見てみましょう!
2.4GHzで音声を飛ばす!ワイヤレスヘッドホンHW-390M
今回の記事ではTVの音声を2.4GHzで飛ばしてワイヤレスで聞くまでをレビューしていきますが、使用するHW-390Mは本来コンシューマーゲーム機等で使う用で、ヘッドセットとしての機能が搭載されています。今回は贅沢にもそのヘッドセット機能を使わず、純粋にTVの音をワイヤレスで聞こう!そんな記事です笑
ちなみにHW-390Mはゲーム用ヘッドセットを販売するHAMSWAMさんよりサンプル品を頂いています。
中身はコチラ。定価が2万円で現在6000円台で購入出来るモデルなので超絶安っぽいわけではないですが、まぁチープさは薄っすら漂っていますね。
付属品のケーブル類は後回しにして、まずはヘッドセット本体を見ていきましょう。
コチラがヘッドセットと2.4GHzトランスミッター。マット調が特徴の普通のヘッドホンという感じですね。
トランスミッターは思っているより小さいサイズ。オーディオソース用のジャックとUSB電源のポートがあります。駆動させるにはUSB電源を用意すれば基本OK。
ヘッドセット本体は176gと軽い様子。
ヘッドセット本体には800mAhのバッテリーが搭載されていて、USBで充電が可能なタイプ。トランスミッターもヘッドセットも乾電池が要らないのが特徴ですね。
ヘッドセットなのでマイク端子があります。横に付いている端子はXBOX360のコントローラーと直接接続するためのジャックが搭載されています。
音量の調整とマイクの音量調整が出来、マイクのミュートがワンタッチで可能なボタンもあります。
付属するコードが豊富で、例えばRCAケーブルが付属してきたり、
MiniUSBケーブル(懐かしいーー)に、
4極端子-3極端子AUXケーブル、
3極端子AUXケーブル、
3.5mm-2.5mmAUXケーブルが付属してきます。対応可能なコンシューマーゲーム機はXBOX360、PS3、PS4、Wii、XBOX one等。
ヘッドセットと接続するためのフレキシブルマイクも付属してきます。ノイズキャンセリング機能搭載モデルです。
まずは使ってみよう!
TVの前にまずは実際に使ってみます。開封段階ではバッテリーがゼロだったので、MiniUSBケーブルで充電していきます。充電に必要な時間は約4時間程度。連続使用可能時間は8時間程度になります。まぁまぁですね。
接続の仕方は凄く簡単。音源となるソースとUSB電源を用意するだけでOK。例えばスマホを用意して音楽を流し、モバイルバッテリー等でUSB充電するなどで完了になります。
コンシューマーゲーム機と接続するときも端子が変わるだけで後は同じですね!
トランスミッターはUSBを挿すと直ぐヘッドセットを探し始めます。LEDのインジケーターが点滅するのがその合図です。
ヘッドセット側の電源をONにすれば何もせずに自動的に接続が完了します。Bluetooth式には無い2.4GHz式の魅力ですね。
ちなみにトランスミッターとヘッドセットの接続完了までの時間は約2秒。ヘッドセットの電源を入れると2秒後には繋がっている状態になります。素晴らす!!
一応ヘッドホンなので音質にも触れておきますが、音質は可も不可もないそんな音です。音質を求める製品ではないので音に期待するのはナンセンスかなっといった感じですね。まぁ聞こえればいい程度と思って頂けるとOKです。ただレイテンシ等はまぁ無いので、流石は2.4GHzの安定性といったところでしょうか!あと動き回ってもトイレに行っても、10m離れても余裕でOKでした。(・∀・)イイネ!!いいね
TVの音声を我が物にしちゃうぞ!
TVと接続する方法も簡単。RCAケーブルを使うことも出来ますが、特に問題なければイヤホン端子にAUXケーブルを挿しておけばOKです。こんな感じ。USB電源は最近のテレビだと大抵あるので、そこから電源を頂いちゃいましょう。
もし搭載されていないテレビであれば、近くのコンセント等でUSB電源を作ってみるのも良し。こんな製品があると結構便利です。
70gで超小型!旅行時に忍ばせておきたい4A/3ポート搭載コンセント型USB充電器C10-SS3U
後はヘッドセットの電源をONにすればOK!
ふふっ
TVの音だけじゃなくてDVD見る時も良いよね!
コンシューマーゲーム機で使う用のヘッドセットを最終的にTVで使うというレビューでしたが、我ながら今ちょっと普通にアリだなと思っていたりします。というのも我が家は大きな道路に面した立地にあり、昼時は結構な音がなります。そんな中でテレビの音を聞くのは案外聞きづらく、音量を30にすることもしばしば。
そんな環境だとこういったワイヤレスヘッドホンを使って雑音を強制的に消し去るのも良いなと感じました。まぁ私の場合一人暮らしなので可能なんですが、家族で住んでいる場合でも例えばDVDを見る時だけ集中したい!なんていう場合等で使えますよね。
今回レビューした製品の特徴は2.4GHzでトランスミッターがある点です。つまり音声を出力できる機器であれば全てワイヤレス化出来るわけですね。BluetoothだとBluetooth対応機器じゃないと使えませんが、この製品にそんな面倒な制限はありません。2.4Ghzでトランスミッターだからこそ出来る簡単ワイヤレス環境を楽しむには面白い製品だなと思いました。気になる方は是非チェックしてみてはいかがでしょうか!!