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【Sptify音質比べ】Spotify vs Apple Music vs Google Play Musicで1番良い音はどれ!

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先日Spotifyを一足先に試して曲数はどれくらいなの?という記事を書きましたが、折角なのでそのままのノリで音質はどうなの?も調べてみる事にします。

【曲数&使用感チェック!】Spotifyの曲数どうよ?一足先に招待コード使って確かめるぞ!

折角音質を評価するわけなので対抗する2つの音楽ストリーミングサービスも含め、どう音質が異なるのかも書いていきます。ちなみに評価するサービスはSpotify含め合計3つ。

Apple MusicとGoogle Play Musicを含めたのには勿論理由があって、それぞれのサービスがグローバル展開していて、且つ曲数もそれなりに多く、そして利用ユーザー数も多いという点が合致しているからです。他にも音楽ストリーミングサービスはありますが、まぁ今回はこの3つのみで評価を行うことにしました。ちなみにAmazon Prime Musicも選択肢にありましたが、曲数が少なかったので今回は外しています。

具体的な評価の仕方は至って簡単。使用するイヤホンはハイレゾ対応を使用しPCで再生します。まず予め評価ソースをハイレゾ音源で聞き、そしてそれぞれのサービスでもう一度聞くという流れを1回づつ実行。

  • Step1)ハイレゾ聞く→Apple Music(評価)
  • Step2)ハイレゾ聞く→Google Play Music(評価)
  • Step3)ハイレゾ聞く→Spotify(評価)

こんな感じ。これを2回行います。

ハイレゾ音源を基準として、減点方式でまず評価していきます。そして最終的にそれぞれの評価から3つの内どれが1番良い音質だったのかを決めていく流れです。

一応条件として、Apple MusicとGoogle Play Musicは元々が有料サービスであり、Spotifyは無料サービスだけど今回はプレミアムアカウント(30日無料)を使用しオプションの高音質再生をONにした状態で評価します。ハイレゾ音源はFLAC形式(4620kbps/24bit/96kHz)を使用します。この点注意下さい。

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評価音楽ソースは私が持っている少ないハイレゾ音源の内、唯一3サービスで全く同一アルバムの同一曲が確認できた「青い栞 / Galileo Galilei – サークルゲーム」を使用します。本当なら何時も使う評価音源が慣れているし良かったんですが、こればかりは致し方なかったです。好きな曲ですしまぁいいか。

青い栞
Galileo Galilei
ロック
¥250

では早速評価していきます。

Apple Musicの音質評価

まずは音楽ストリーミングサービスの中では一際有名なApple Music。巷での音質評価ではネガティブな意見が多いですが、さてどんな音を聞かせてくれるのでしょうか。

全体的な印象としては「のっぺり」している音が特徴かなと思いました。同音量でも高域が大分抑えられていて、全体的に低域よりの音がします。高域が抑えられているので勿論中高域も弱く、声の伸びや繊細さが失われている感じ。

分かりやすくハイハットの響きが薄いので、高域が削られているのは明らかかなと。

音源の相性が合えば良いリスニングが出来ると思いますが、今回の音源だと相性は良くなかったです。

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Apple Music評価レート

  • 高域    :
  • 中域    :
  • 低域    :
  • バランス  :
  • 解像度   :
  • 細部の表現 :
  • 空間の表現 :
  • 23 / 35

Google Play Musicの音質評価

全体的に無難に出せているなと思ったのが印象。1番ハイレゾ音源との差が小さいかなと思います。

圧縮の関係上解像度などはやはり下がっていて、それに伴い細部の表現や空気感、広がりなどは相応の音がしますが、それでもApple Musicの時とは大分違うなと言うのが比較的簡単に体感出来ました。

高域から低域までそれなりに出ていますし、削られているなと思う箇所が少なかったのも良い音質の理由でもありますね。

ただやはりハイレゾと比べると明らかに空間が狭まった感は否めません。勿論ハイレゾと比べるのもおかしな事なんですが、直ぐそこに壁がある様な音はします。でもApple Musicと比べると大分健闘しているのは間違いないです。

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Google Play Music評価レート

  • 高域    :
  • 中域    :
  • 低域    :
  • バランス  :
  • 解像度   :
  • 細部の表現 :
  • 空間の表現 :
  • 24 / 35

Spotifyの音質評価

高域から中高域が弱いなという印象が強いSpotify。Apple Musicと同じように高域は削られているかなという音がします。プレミアム会員のみが使用できる高音質再生をOFFにすると更に高域がカットされるのが分かります。

その代わり低域は強く、よくある高域を削る代わりに低域でカバーするような音が特徴的かなと思いました。

音の傾向はApple Musicと似ていますが、低域が強すぎてバランスが取れていない気がします全体的にApple Musicといい勝負ですが、細部の表現は勝っているかなと思いました。プレミアムアカウントの恩恵あってか気持ち解像度が高いのが理由かと思います。

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Spotify評価レート

  • 高域    :
  • 中域    :
  • 低域    :
  • バランス  :
  • 解像度   :
  • 細部の表現 :
  • 空間の表現 :
  • 22/35

 

1番良い音質はGoogle Play Music。逆に1番残念だった音質はSpotify

今回音質評価としてApple MusicとGoogle Play Music、そしてSpotifyを同一アルバムの曲でもって評価をしてみましたが、結果は1番良い音だなと感じたのがGoogle Play Music、逆に1番残念だったかなと感じたのがSpotifyという結果になりました。

一応断っておきますが、勿論これには個人差がありますし必ずしも私が感じたようにGoogle Play Musicが1番良い音質になるわけでも無いですし、Spotifyが悪いとは限りません。あくまでも今回評価した限りではこういう結果になったという事ですのでご理解下さい。

改めて総評しますと、Google Play Musicは他の2サービスに比べて頭一つ飛び抜けていたかなという感じです。高域から低域、そして解像度や繊細さ、広がりなど全てにおいて良かったです。ハイレゾと聞き比べをしても1番差異が少なかったのが何よりの証拠かなと。

一方Spotifyの方は音質的にはApple Musicと近く、音の傾向も似ていたかなと思います。ただ低域が強すぎ&高域のカット具合が大きかったため、バランスという面で劣っていたかなと思います。あとちょっとゲインが低く圧縮感もありましたね。特に高音質再生をOFFにした時にハイレゾとの差異が顕著に感じらたので、同じアルバムの同じ曲としては3つの内1番高圧縮されているのかなと思います。ただ聞くに堪えないというレベルでは無いです。

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