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【写真多め】沖縄本島から2時間の粟国島なら真っ白な砂浜と澄んだ星空が楽しみ放題

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どうも、毎年夏頃になると何も考えずにフラーっと何処かに行きたい私(@こふす)です。そうそう、千葉一周や沖縄本島一周もしましたねー

この夏訪れたいかも!バイクで沖縄の東西南北ポイントに行ってきた

千葉自転車一周計画だったのに、あえて3分の2周して帰ってきてやったぜぇ~  一周してくるって公言したのにだぜぇ~

というわけで今年2016年も例年通りフラーっと家を飛び出し、目的も宿も無いままプチ旅に行ってきましたよ。(決して旅行じゃないので色々しんどかった笑)

今回の行き先は粟国島。沖縄本島の北西に位置する粟国島は沖縄本当から距離にして約60km離れている小さな島です。近くには久米島や渡名喜島、慶良間列島などがあり、自然豊富な島としても有名です。

実は約10年前に2度行ったことがありまして、10年経ったらどうなっているのかな?とふと思ったので粟国島に行ってみました。

沖縄本島には無い昔懐かしい自然が広がる島で、自然観光の場所にはピッタリの離島。一泊二日のプチ旅で撮ってきた写真と共に粟国島の魅力を紹介していきます。

 

 

 

往復約6000円で行ける!真っ白な砂浜と澄んだ星空がおすすめ粟国島旅

まず粟国島に行くためには那覇にあるとまりんに行く必要があります。モノレールだと近くに美栄橋駅があるので那覇空港からでも簡単に行くことが可能です。

那覇-粟国島ではフェリーで行きますが(小型飛行機でも可能*要予約)、那覇発は09:50なのでそれまでには切符を買って乗船しておく必要があります。ちなみにフェリーは結構大きいです。乗船は1時間前から可能で、涼しい中の部屋をキープするなら1時間前ジャストで乗船したほうが吉。つまり08:50分までにはとまりんに到着し、切符を買っておくとより快適にフェリーに乗れます。(余談ですが中の部屋が満員の場合外にあるベンチで粟国島までの2時間過ごすことに。結構潮風えげつないので髪長い方は帽子被ると良いかもです)

  港発 港着 大人料金(中学生から) 子供料金(小学生から)
那覇泊港 09:55 12:10(粟国港) 6480円(片道:3410円) 3250円(片道:1710円)
粟国港 14:10 16:20(那覇泊港)

 

宿は事前に予約しておくべし!さもないと野宿に

09:50泊港出港し、2時間後の12:00頃には粟国島に到着します。お客さんの大半が島の人なので乗船後はフェリーの荷物待ちの列が出来ますが、手荷物だけの観光客であればそのままスルーしてOK。

島には民宿先が8件あり、観光客であれば基本(というか絶対)民宿あるいはペンション等に泊まる必要があります。今回私は何も考えずに行くのも旅の醍醐味の1つだったので予約などしませんでしたが、やはり現地で一泊できる宿探ししても全て予約で埋まってました。粟国島に行くなら宿の予約だけはしておくと良いです。(サバイバル好きは別ですけどね&公共事業者の団体で予約が埋まってしまう次期もあるそうです)

No. 名前 連絡先(電話番号) 宿の方と話した or 様子での印象
1 民宿 宝玉 098-988-2367 良さ気度:4
2 民宿 あぐに 098-988-2200 良さ気度:?
3 民宿 風月 098-988-2510 良さ気度:5
4 プチホテル いさ 098-988-2588 良さ気度:3
5 民宿 波止場 098-988-2303 良さ気度:2(そもそもやってない?的な対応だった)
6 民宿 寿 098-988-2407 良さ気度:4
7 民宿 伊佐 098-988-2048 良さ気度:4
8 そてつ王国 ひさみペンション 098-988-2188 良さ気度:?

粟国村観光協会HP宿泊施設

余談ですが現地で宿探しすると必ず「こいつ予約無しで来てるしww」や「帰りな!」的な対応されるのでメンタル弱い人は止めたほうがいいですww(まぁごもっともですです)

 

島巡りは歩きNG。自転車かレンタカーを借りよう!

12:00頃にフェリーが到着しますが、その時間帯粟国島は夏だとかなりの高温になってます。島探索するのには持って来いの時間帯ですが、歩きではまず無理と思っておくほうがいいです。一周が12kmの小さな島なので一見歩きで余裕と感じてしまいますが、起伏が激しいので大人の男性でも汗水たらして息切れするほどです。

というわけで島探索をするなら粟国村観光協会でレンタルサイクルか、レンタカーを借りるのがおすすめ。レンタカーの場合予め予約なども必要なので、気軽に借りられるレンタルサイクルが個人的には良かったですね。

粟国村観光協会でレンタル可能なモノ

貸出品 3h 6h 10h 12h 超過料金
自転車(電動のみ) 17 800円 1500円 2000円 2500円 500円
パラソル 10 1000円 1800円 500円
ライフジャケット 大:20、小:20 大:500円、小:300円 500円
双眼鏡 20 300円 500円 500円
クバ笠 20 100円

私もレンタルサイクルを借りて島探索してきました。料金は3時間で800円、6時間で1500円、10時間で2000円になります(返却時間は19:30まで)。数に限定があるので早めに借りる方がいいです。ちなみに全て電動自転車なので起伏が激しくても楽に乗れました。

 

島探索!

レンタルサイクル、もしくはレンタカーをゲット出来たら粟国島を知るためにとりあえず島一周してみると良いでしょう。レンタカーの場合クーラーがあるので別ですが、レンタルサイクルで回る方は熱中症対策のために必ず島の中心地(粟国村観光協会がある付近)で飲み物や食べ物等を買っておく方がいいです。というのも粟国島、商店が6店しかありません。内1店は粟国空港内で、実質5店(それも島特有の小さい店内)を利用することになります。中心地に集まっているので離れると販売機探しになるので注意が必要です(ちなみに販売機も少ないよ)。

 

火山活動の痕跡が見えるヤヒジュ海岸

島の回り方は結構自由に出来ますが、おすすめなのが西回りです。西周りで進むと一番最初に到着するのがヤヒジュ海岸と呼ばれる火山活動の痕跡が見える小さな海岸です。沖縄で唯一人の目で見ることが出来る大規模な白色疑灰岩があります。ヤヒジュ海岸への道のりは高低差が激しく、行きは下り坂ですが帰りは上り坂なので電動自転車でもかなりキツかったです。ちなみに観光客はかなり少なく、ほぼ100%でプライベートビーチ的な楽しみ方が出来ます。

 

王道中の王道。マハナ展望台

粟国島でも比較的有名な観光場所がマハナ展望台という岬。粟国島から沖縄本島や慶良間列島などが見渡せる場所で、あずま屋などもあるので時間的にも丁度お昼に行ってみると良い景色を眺めながら食事ができるかなと思います。ちなみに夕方行くとサンセットパノラマが見れてこれはこれでまた良いです。

 

大正池公園

大正天皇即位の記念事業で作られた公園。綺麗な自然と池があり水鳥が沢山集まる場所としても有名だとか。実は粟国島には野鳥を観察したり写真に撮ったりする方も多く来るそうで、特にこの大正池公園付近はおすすめのスポットだそうです。

私が行った時は日も落ちてきて写真が撮れなかったのが残念ですが、野鳥観察などが好きという方は訪れてみても良いかもしれませんね。

大正池公園

 

永遠と続く畑通り

中々見れなくなった畑通りが粟国島ではまだ残っています。道沿いの畑等で牛が放牧されていたりするので変な緊張感もあったり笑。さとうきび畑が続く道があれば耕された畑があったり、何となく懐かしいような風景を楽しむことも出来ます。

 

フクギ並木に囲まれた住宅小路

沖縄地域独特のフクギ並木。台風から風を遮るための防風林、また火災の延焼を防ぐ防火林、住宅壁の代わりだったりと古くから生活の一部として存在していたフクギの木は粟国島でも多くの住宅でその様子を見ることが出来ます。沖縄本島では一部の地域でしか見られませんが、粟国島では普通に見ることが出来るだけにツアーのコースとしても人気があるんだとか。

写真が撮れなかったので参考サイト載せておきます。

粟国島 その④ 集落とフクギの木 : October Sky

 

長浜ビーチ

粟国島と言えば長浜ビーチを語らなくして成立しない程に有名なビーチです。一面真っ白な砂浜が約1kmにも渡って続き、透明度の高い海でちょっとした水遊びは勿論、申請さえすればバーベキューなども楽しむことが出来ます。

私も行きましたがまぁ海水浴客で楽しんでいる人が多くて、流石にカメラを向けることは出来ませんでした。一応端っこから撮った写真。端の端でもこれだけの白い砂浜があるので中央はもう格別です。是非長浜ビーチだけは行っておきたいですね。ちなみにトイレ、シャワー完備です。あの白さは是非粟国島にて実際に見てみて下さい!

 

漁港で釣りも出来る!

粟国島にも漁港がありますが、この漁港がまぁ心地良くてサイクリング中の休憩に長居してしまいました。地元の方の漁船があったり、また手持ちの釣り竿で魚釣りをしている地元民もちらほら。島の中心からはちょっと離れていて、また深い海なので観光客が遊べるような場所ではないですが、ちょっとした休憩がてら海を眺めるのもまた良かったり。

 

日が暮れたら取り敢えず宿で夕食を

粟国島は実はごはん処が少なくて、基本的に夜7時を回ると大抵のお店が閉まります。勿論ごはん処なども無いので基本夕食と朝食は宿で出るものを食べるというスタイルになります。私のように野宿結構組は早めに食料を確保して寝る場所を探す必要があります。ちなみに誰も野宿なんてする人居ないので案外孤独です笑。

時間 比較的オススメのお店
19:00以前 Aコープ粟国
19:00以降 浜商店(22:00まで)

私は行かなかったんですが、島で唯一のカフェがマハナ展望台近くにあります。観光客で賑わっているそうなので、マハナ展望台に寄った時は休憩がてら入ってみるのもいいかもしれませんね。

野宿は勧めないけど、するならマハナ展望台がオススメ!

もし野宿する羽目になったら取り敢えずマハナ展望台に行くと良いです。というのもあずま屋があって雨風しのげて、プラス近くにトイレと販売機があるからです。夜になると街灯もほぼ無く誰も近寄らないので誰かに見つかる可能性も低いです。一応カップル達の集まりどころでもあるのでそこら辺は運次第ですが、ランタンなどの光さえ点けておけば大抵の方は避けていきます。

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ちなみに野宿では以前レビューしたライトとランタンがかなり役に立ちましたね笑。

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近くに風力発電があるので若干音がうるさいのと、高台にあるので風が強いという点さえ辛抱できれば結構快適に眠れました。決して野宿を勧めるわけでは無いですが、マハナ展望台で野宿をするともれなく満点の星空を見ながら眠れたりします。

 

8月の夜は02:00から03:00が満天の星空のピーク時間

大抵の方は恐らく寝ていることでしょうが、是非機会があれば夜も楽しんで欲しいのが粟国島の魅力です。粟国島は街灯や高い建物などがほぼ無いのでとにかく夜は星空が綺麗に見えます。私も久しぶりにあれだけの数の星を見ました。手持ちのカメラだと撮れなかったのが残念ですが、流れ星が普通に見えたり視線を変えても星が付いてくるように見えたりとまさに天然のプラネタリウム状態です。

天体ショーが行われるぐらいなので、とにかく次期とタイミングさえ合えばきっとロマンチックな夜を過ごすことが出来るかと。おすすめの場所は勿論マハナ展望台です。

粟国島の楽しみ方 : October Sky

 

日の出もそのまま見ちゃえば!

マハナ展望台で野宿をしたのでついでに日の出もウォッチングもしました。6:00頃から徐々に太陽が顔を出して、約15分程度で真っ赤な太陽が完全に姿を現しますがこれがまぁデカイこと。何時も見る日の出ってこんなんだっけ?と思うぐらいに赤赤しく(半熟たまごみたいな)デカイので気持ちのいい朝が迎えられましたね。

折角なので日の出までのタイムラプス映像も撮ってみました。風が強く途中映像が乱れてしまっていますが、こんな感じで見ることが出来ます。

 

1泊2日のプチ旅行におすすめな粟国島!沖縄に寄った際は是非行ってみるべし

約10年ぶりに訪れてみた印象としては、建物などが新しくなり観光客にとっては利用しやすくなっている一方で、やはり徐々に昔ながらの風景は無くなりつつあるのかなという感じがしました。まぁ10年一昔ですからしょうがないですが、だからこそ今訪れたい島なのかなと。

灯台

灯台

粟国島メインで行くにはそれなりの理由が必要になってくるでしょうが、沖縄旅行のついでにそれこそフラーっと行ってみる島としては面白い場所には間違いなしです。ダイビングスポットとしても有名だそうですし、粟国島特有の塩精製の見学も出来たりします(私も10年前に行きました)。

沖縄には数多くの離島がありますが、中でも「海が好きで星空も好きで自然豊かな場所が大好きです」という方は粟国島に訪れてみてはいかがでしょうか。1泊2日もあれば十分楽しむことが出来るかと思いますよ!!

おっと言い忘れてた。粟国島さWiMAXが…。

そうそう忘れてましたが粟国島に限らず、沖縄離島ではWiMAXが繋がらない事は結構あります。今回の粟国旅でも私の唯一のネット回線だったWiMAXが一切繋がらず、1人ネット孤独で調べ物が出来ずに結構面倒しました。一応キャリア回線は繋がるようなのでWiMAX等の回線を常時使用している方はちょい注意です。

 

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