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【人柱覚悟】3TBで9900円のUSB3.0外付けHDD「HDC-LA3.0」を試す。果たして使えるか?

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長いPC自作・使用経験を踏まえると、HDDやSSDは出来るだけ高いもの、つまるところ信頼できるちゃんとした物を買ったほうが良いと改めてそう思うわけです。

ただ人というもの時折無性にチャレンジしてみたい瞬間があるわけで、3TBで9900円で購入できるHDDを発見してしまえばペイせずに居られるわけありません。特に私のような変態ガジェオタであれば。

というわけで購入したのがコチラ。アイ・オー・データ機器から販売されている3TBの外付けHDDで、9900円(実際に購入した時の価格)という安さで手に入れることができました。

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実際に使えるのか!?9900円の3TB外付けHDD「HDC-LA3.0」

1TBを1万円以上で購入したのが5年ほど前だったので、価格的に言えば正統進化を遂げていると言えますが、3TBという一般ユーザーには十分過ぎる大容量を1万円未満で購入できる日が来るとは夢にも思わなかったですね。

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購入した場所は勿論Amazonさん。ここまで安くするにはフラストフリーパッケージ(FFP)である必要もあり、Amazonならではの価格なのかなと。(*FFP:バルク品のような簡易パッケージの事)

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内容物はHDC-LA3.0(本体)とACアダプター、そしてUSB3.0ケーブルと説明書のみ。

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PCのOSがWindowsの方は特別気にせず使えますが、Mac OSXの方は10.6以上である必要があるとのこと。まぁ以下でも使えるでしょうけどね。

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ACアダプターは残念ながらでかいタイプ。電源タップのコンセント穴との相性が悪ければ大分かさばる奴です。(こういうタイプのACアダプターって、ノートPCの様なコードの途中にある切り離しタイプをデフォルトにしてくれると嬉しいんだけどね)

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USB3.0のケーブル(約1m)が付属してきます。ということはHDC-LA3.0はUSB3.0接続が可能で、理論値5Gbpsで転送することが出来ます。9900円という激安価格にしては素晴らしい仕様ですね。

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そしてコチラがHDC-LA3.0本体。大きさは据え置き型の外付けHDDの標準的なサイズ。色は黒色オンリーのようです。

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約1Kgあるので持ち運びには向かないです。まぁ元々据え置き型なので持ち運び想定の作りではないので、持ち運びする人はちょい注意が必要ですね。

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ちなみに今回の激安3TBの外付けHDDを購入するに当たり、ライバルメーカー且つ同価格帯のBUFFALOの3TB外付けHDD「HD-LC3.0U3/N」とかなり迷いました。

ただ決め手になった理由が、もうかれこれ8年以上も使っている(高2の時に購入)1TBのHDDがアイ・オー・データ機器製で、まだ現役でそれなりに信頼性があったから。いくら激安でも購入するからにはしっかり使えて欲しいので、信頼できるアイ・オー・データの方を選択しました。

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この白い外付けHDDが高2の時に買ってまだ現役で普通に使える奴。なんと不良セクタも正常値。

同メーカーだけあってサイズ感もデザインもかなり似ていますが、私にとってはコレこそ外付けHDDって感じですね。

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底面部分に足ゴムが付いていて、縦置きと横置きの2通りの設置が可能です。

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スイッチや端子類、排熱部分は全て後ろに集中しているので前面パネルはかなりシンプルですっきりしています。

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フロント部分はLEDのインジケータが搭載されていて、読み込み時や書き込み時等は点滅します。青色LEDで中々のクールさですよね。

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果たして実際に使えるのか!ベンチマーク測るまで

取り敢えず一通り接続も完了したので、お次は今回の記事の趣旨である実際に使えるのかをチェックしていきます。

その前に何故今回3TBのHDDを購入したのか?ですが、まぁ下のストレージ画面を見て頂ければ分かるでしょう。そう、去年2015年に購入した私のMacBook Proの空き容量が早くもかなりピンチな状態です。

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色々とファイル断捨離もしたんですが、どうしても消すわけにはいかないGoogleドライブが大部分を占めていたので、まずはGoogleドライブのフォルダを移動させるためにHDC-LA3.0を使っていきます。

Mac OSXで使う時のフォーマット形式は「OS X拡張(ジャーナリング)」

Mac OSXで使う時はHDC-LA3.0に限らずOS X拡張(ジャーナリング)という形式でフォーマットする必要があります。メインで使うPCのOSがMac OSXという場合は最初でOS X拡張(ジャーナリング)でフォーマットしておくと後々扱いがし易いです。

方法はいたって簡単。ディスクユーティリティを開いて、HDC-LA3.0を選択します。

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上のメニューにある消去ボタンを押して、名前を決めて、フォーマットをOS X拡張(ジャーナリング)にして消去ボタンを押すだけ。

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3TBという大容量でも約1分程で完了します。フォーマットが完了するとFinderやデスクトップでHDC-LA3.0にアクセス可能です。

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空の状態のベンチマーク

折角なので使えるのか使えないのかを判断する基準でもある、書き込み速度と読み込み速度を測ってみました。使うソフトはもはや定番のDisk Speed Test。

‎Blackmagic Disk Speed Test
‎Blackmagic Disk Speed Test

 

HDC-LA3.0はUSB3.0仕様なのである程度速い速度が期待出来ますが、あくまでUSB3.0の5Gbpsは理論値なので数百MB/Sを記録してくれればまずまずと言えます。

実際測ってみた結果がコチラ。

書き込み速度(WRITE) 読み込み速度(READ)
140.3 MB/s 146.5 MB/s

数回測ってみましたが概ね両方とも140MB/sを叩き出していたので、かなり速い速度で書き込みも読み込みも出来ると評価して良いと思います。正直ここまで速度が出るとは驚き。9900円ですからね(汗)

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ファイル転送速度も速い

書き込みも読み込みも速いと分かりましたが、まぁ実際に大量のファイルをコピーしたり、書き込んだりすると必然的に速度は落ちるものです。

というわけでHDC-LA3.0を購入した目的でもあるGoogleドライブのフォルダを全て移動してみます。

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Googleドライブのフォルダを移動する時は「アカウントの接続」を解除しておくとスムーズに移動できます。忘れると厄介なので注意。

 

15,388個のファイル(33.69GB)の移動にかかった時間はなんと5分未満。実際は4分半で全て移動完了していたので、ファイル数がある程度多くてもかなり速い速度で書き込み出来るようですね。

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安いけど十分使えるHDC-LA3.0はコスパ高し!

実は使い始めて既に1ヶ月程経っているんですが、問題なく使用できているので粗悪品を掴まされた買い物ではなかったようですね。まぁ私個人的にかなり信頼しているアイ・オー・データ製なので直ぐに壊れるとかは無さそう。

ただ3TBが9900円で実際に買えてしまったというのはちょっと信じられない部分があり、1年、2年使ってみないと本当に安物買いの銭失いでは無いのかは分からない部分があります。

なので「今の時点では特に問題なく使えています」という評価が正しいですかね。でも間違いなくコスパで考えると素晴らしい商品かと思います。Amazonの評価も結構高いのでこ、れから外付けHDDを購入する予定がある方は検討してみるのも良いかもしれませんね。

 

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