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かつて沖縄に存在した軽便鉄道が100周年目を迎えイベントを開催!復元された与那原駅舎を見てきたぞ

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どうも、発メロが大好き私(@こふす)です。発メロの中では東武鉄道の「Passenger」と「City(メモリア)」と「夜のストレンジャー」が大好きです。ハイ。

さてさて私の出身は沖縄県でして、唯一電車が走っていない県として有名ですよね(一応モノレールはありますが)。
そんな沖縄ですが実は戦前、沖縄県営鉄道があり軽便として人々を乗せた汽車が走っていたんです。昨年(2014年)には鉄道開通から100周年ということで、本土戦の影響で破壊され戦後は役場として使われてきたかつての与那原駅舎の復元プロジェクトが始まり、先日2015年1月31日に完成しオープンしました。

ということで早速行ってきたので簡単にレポートしていきます。

100年の歴史!復元された与那原駅舎を見てきたぞ

場所は那覇空港から約30分の与那原町。与那原町役場の近くにあります。

かつてここら一体に線路が伸びていたであろう場所が100年も経つとこんな風景に

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住宅街の一角にポツンとあります。

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復元された与那原駅舎。当時は那覇駅と繋がっていたそうです。

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当時近くの海岸で使われていたヤンバル船も展示されています。

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与那原駅。旧漢字なのがいいですね。

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駅舎周辺には旧駅舎の柱だった「9つの柱」が保存されていて実際に見ることができます。

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当時の鉄筋の柱。間近で見ることも触れることも。

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駅舎から一本道路を挟んだ場所には実際に使われていたレールも見ることができます。(保存工事中)

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レールと枕木を固定する「犬釘」などの出土品もここから見つかっています。100年前この上を汽車が走っていたのを想像すると胸熱ですね。

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復元された駅舎内は展示スペースになっていて、オープンから2日間は無料で入館出来ました。

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館内は撮影OK(但し掲載はNG)。出土したレールの一部や当時のダイヤ表、駅の歴史を語る貴重な写真、ジオラマなどが展示されています。当時の歴史映像を用いた軽便鉄道を紹介する映像も見ることが出来ます。

期間限定で切符を切る体験が出来るブースもあり、ペンチのようなもので切符を切ってみました。

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入館料は町内に住んでいる方と小学生以下なら無料、それ以外の方は100円で入館することが出来ます。近くを寄った方や観光で沖縄に来た際は是非訪れてみて、100年の歴史を触れてみてはいかがでしょうか。

「与那原町立軽便与那原駅舎展示資料館」〒901-1303 沖縄県島尻郡与那原町字与那原3148-1 (098)945-5323

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