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奉行の映画汁『第三回:まるで同世代!? あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(見た人向け)』

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D.O.M.O.自分のことを蟹奉行と思っている人です。

哲学の話はさておき、先々週から執拗に告知させて頂いたLINEスタンプが販売開始となりました。

スタンプチラシ2

詳細はコチラ(外部リンク)

構想1年、実製作期間2ヶ月(充電期間10ヶ月)。趣味全開で作りました。

価格は税込み120円

PS4(1TBモデル)より4万3058円もお安い大変オトクな値段となっています。1.5Lコーラより安いので、興味のある方は是非使ってやってくださいm(_ _)m

ちなみに音子ちゃんというネーミングは「男」「猫」のダブルミーニングとなっているので、地味に気に入っています。

 

それでは、今回は「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」を観て思ったことを書かせていただこうと思います。

めんま

いいですよね、あの花。僕は3ヶ月ほど前に視聴したのですが、最終回を見た日から一週間は、仕事帰りのバスでずっと10話(最終話一歩手前の話)を観てました。

 

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「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(通称あの花)は2011年に放映されたTVアニメで、リアリティのあるストーリーが「泣ける」と評判になり大ヒットを記録しました。普段アニメを観ないような方にも人気の作品なので、見たという方も多いでしょう。

この「あの花」が人気となっている理由としては、やっぱり「ヒロインが死んでいる」という反則技的な設定にあると思います。泣ける作品において重要なファクターとなる「死」ですが、それを最大限に活用したのがこの作品でしょう。

 

しかし、これだけ人気作となった理由はストーリーだけではありません。もう一つの大きな要因に、作品自体に込められた「実在感へのこだわり」があると思います。

 

 

セリフで実在感を持たせる

この作品に登場するキャラクターは、決して現実味のあるビジュアルではありません。

主人公は黒髪でまぁ現実的ですが、他の主要人物は茶髪やオレンジヘア、群青色にウグイス色?の髪をしたキャラクター達です。パッと見では、非常にアニメらしい容姿と言えるでしょう。特に死人のメインヒロインは白髪碧眼に裸足ワンピースと、一般的な萌えキャラ然としておりとても現実にいるような見た目ではありません。

 

しかしあの花の凄い所は、そういったアニメ的な要素をセリフ回しでカバーしている点だと思います。

 

以前タレントの伊集院光が、この作品について「固有名詞の使い方が上手い」と述べていました。

 

「あの花」はアニメ作品の中では珍しく、現実世界の固有名詞を”メタ的な意味無し”で多用しています。※メタ的という意味に関してはコチラを参照してください。(wiki)

「ガリガリ君」「ノケモン」「ワクドナルド」など、”現実に存在する固有名詞”や”どっかで聞いたことのある名前”が、セリフの節々に多用されているのです。また劇場版では、キャラクターの一人が西野カナのヒット曲を歌っているシーンもありましたね。(もちろんタイアップ曲ではありません。)

 

こういった固有名詞には、「キャラクターの人生や人格を掘り下げる力」があると思います。

 

例えば「昔ノケモンハマったよね」というセリフは、ポケモン世代の方にとって聞き馴染みのあるものだと思います。実際に友人と「昔ポケモンハマったよね」といった会話をしたことがある方も多いでしょう。固有名詞を使用することで、こういった会話の既視感を生み出し、より感情移入することが出来ます。

また登場人物の一人である「あなる」が、カラオケで西野カナの「会いたくて 会いたくて」を歌うシーン。あなるは”高校デビューのため、若干背伸びしてギャル友とつるんでいる、周りの視線を気にするタイプ”のキャラクターですが、そんな彼女が友達とのカラオケで西野カナを歌う、というシチュエーションにはすごいありそうじゃないですか?このシーンでは、西野カナという固有名詞にある「流行り」「今どき」というイメージを活用して、あなるの性格を表しているとても上手いシーンだと思いました。これがもしオリジナルの劇中歌だった場合、こういった効果を生み出すことは出来ません。

 

また、固有名詞には「使われていた時期」という要素も付随します。それを上手く活用している一番わかり易い例が、「めんまとですよ。の関係」でしょう。

 

作品の時代設定は、めんまが死んで5年後です。めんまは作中で頻繁に、死亡した小学生時代に好きだったお笑い芸人「ですよ。」のネタを口ずさみます。そして「あの花」が放映されていた2011年は、ちょうどですよ。のブレイクから5~6年経過した時期なのです。

つまり、作中の時期設定と固有名詞が流行った時期を同じにすることで、「めんまの時間はあの頃で止まっている」という感情をより強くしています。ですよ。世代の方にとっては、その感情がより強いのではないでしょうか。視聴者に共感を覚えさせる意味で、この工夫はかなり効果的に機能していると思います。

 

こういった固有名詞の活用がアニメキャラクターにリアリティを持たせ、アニメを観ない方にも受け入れられるようになっているのではないかと思うのです。

 

「あの花」が未だに地上波で再放送されるほど大人気の作品になった理由には、固有名詞を上手く活用したことが理由の1つとして挙げられるでしょう。

また、作中で使用される固有名詞の多くが、2016年現在で20代前半の方を対象にしたものとなっています。ニコニコ世代でありアニメを当たり前のように見る僕達のような世代を対象にしたのは、作品を売り出すためのマーケティングでもあるでしょう。

20代前半の方でまだ見ていないという方は、是非観てみることをオススメします。

 

…以上が、「あの花」をみて僕が感じたことです。

上記以外にも、実際の街をトレースした背景や、アニメでは伝わらない「匂い」に言及したシーン(10話でめんま弟が発した「懐かしい匂いがする」)などが、視聴者を作品世界に引き込む良い役割を果たしていたと思います。

anohanaめんまの惚気話を聞かされる図。

 

「あの花」の監督や脚本家など同一スタッフが携わる「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」が現在放送中ですが、この作品でもキャラクターに対する「生活感の掘り下げ」はきちんとしているなぁと思いつつ観てます。最近だと、主人公たち少年兵が「臭い」と言われており、やっぱ臭いんだなぁ…と思いました。

あの花だけでなく、鉄血のオルフェンズも面白いのでおすすめですよ!過去のガンダム作品とは繋がりもなく、過去作を観てなくても全然楽しめます。

僕は自分で自称する程度にはガンダムオタクなのですが、正直アニメ作品として見れば、今のところ歴代ガンダムで一番に面白いかも…

 

次回は何を書こうか考え中です。スター・ウォーズのナンバリング全作と「ピープルvsジョージ・ルーカス」を見たので、それについて書こうか、それともLINEスタンプ制作について書こうか悩んでいます。

次も読んでくれたらかなり喜びます。それでは、長文失礼しました。m(_ _)m

 

 

【追記】記事のアップ直前に、こんな記事を見つけました。(外部リンク)

制作に関わったプロデューサーの方のインタビュー記事です。この記事に対する解答みたいなことが結構書いてあったんで、参考までに!

 

あの花

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